出版社から95円の印税の振込みがあった。

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この時期、10月は出版社からの印税の振込みがある時期だ。それは楽しみでもある。ちょっとした小遣いになる。でも、今年は全額を子供の授業料の支払いに充てる予定ではあるが。

ところで、ある出版社から95円の振込みがあった。15年ほど前に出版された本ではあるが、まだ少しずつ売れてはいるようだ。しかし、95円の振込みなんて、振り込む方も大変だろうし、振込みの手数料(おそらく324円)の方が、はるかに金額が高い。自分としては受け取りを辞退してもいいのだが、規則で毎年振込みを続けてくれているみたいだ。

現在は5つの出版社から、毎年、印税を受け取っている。最近は本を書くこともなくなったので、昔、書いた本の印税を受け取っているだけなのだ。徐々に印税の総額は減っているが、まあ、それでもゼロよりは、はるかに嬉しい。

ところで、今は出版不況だと聞く。電車の中でも本を読んでいる人はほとんどいなくなった。新聞を読んでいる人さえも稀になった。みんなスマホをいじっている。スマホで友人たちとメッセージのやり取りやゲームをしたり、漫画を読んでいるようだ。

各出版社も生き残りをかけて頭を悩ましているところだと思う。ネットで本を販売する。つまり、電子図書という形での販売しかこの世界は生き残っていけないのではと思う。ただ、デジタル化すると、コピーされやすくなり、困ったことになる。この問題は、書籍に限らず、DVD、音楽、漫画、絵画などのデジタル化が可能なすべての分野の問題でもある。そんな時代の知的所有権はどうなるのか。難しい問題だ。

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