父子が金欠病だ。


次男だが、来月から新しい仕事を始める。給料日は毎25日だということだ。次男は今はアルバイトもやめて、来月からの仕事の準備をしている。問題は、給料日までのお金がないことだ。すぐに、アパート代や各種ローンをはじめとして、さまざまな費用の銀行口座からの引き落としが始まる。次男は金欠でそれにあてるお金がない。それで私に泣きついてきた。

私も金欠だ。私も泣きたい。金欠の息子が金欠の親に泣きつく。二人とも泣きたい。しかし、何とかしなければならない。

私はまだ今年の自動車税34,500円を払っていない。先日は督促状がきた。払いたいのだが、その財力がない。今までは、督促状をもらう前に、何とか払っていたが、ことしは、無理である。年末までに払えるかな。

何だか、無気力になる。心理学的に言うと、apathy (アパシー)という状態だ。いや、そんなことを言っているようでは駄目だ。私という存在は、金欠という荒波の中、難破船を何とか目的地まで、導こうとしている船長である。船長は、この荒波、暴雨風雨の中で叫ぶのだ。「金欠の嵐よ、過ぎ去れ!」

WikiImages / Pixabay

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