足中という草鞋は健康にいいそうだ。


足中(あしなか)という草鞋(わらじ)がある。これは足半とも表記する。織田信長の健康問題を調べていたら、信長はこの草履をよく履いていたそうだ。彼が健康であったのは、この草鞋を履いていたことと関係するようだ。足中は普通の草鞋の半分のサイズだ。前半だけがあって、後半はない。つまり、普通の草履を2つに切って前半分だけを使うのが足中という草鞋だ。

下に画像を貼り付ける。これはアマゾンから持ってきた画像だ。値段は5,980円だ。でも効用書きを読むといろいろなことが書いてある。あまりにも良いことずくめなので、本当かな?とも疑ってしまう。

足中 (アマゾンから画像をとる)

外反母趾(がいはんぼし)などには効果的だそうだ。これは女性がよくかかる痛みだ。例えば、女性がヒールを履くと足のつま先に力が入る。特に、高いヒールだと足の指が狭い部分に押し込まれる。そのために、親指が中にそれ曲がって痛みを感じるのだ。昔、人々が草鞋を履いた時代は、外反母趾という症状はなかったそうだ。親指と人差し指で草鞋の紐を挟むのであるから、これは当然のことだ。

その他の効用として、姿勢が良くなるそうだ。年をとり、背中が丸くなって身長が縮んだ人も、姿勢が正しくなり、また身長が伸びるそうだ。これは私などには効果的かもしれない。

信長はこの草鞋を好んだとある。そして、信長の公居と金華山の上にある岐阜城をよく往復したそうだ。その当時で、登るなら40分、降るなら30分ぐらいだ。現代人ならば、それぞれ10分ほど余計にかかる。それだけ、現代人は足の筋力が弱いからだろう。

私は山の頂上までのぼったこともなく、またこの草鞋を履いたこともないので、説得力に欠けるのだが、とにかく、この半中で山までを軽々と往復した信長は健康そのものであったのではと思う。

私は職場までの片道1時間の距離をよく歩いている。ゆっくりと、歩き方はやや前のめりである。この歩き方ははたして健康にいいのだろうか。

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