12月は、まだそんなに寒くはない。

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12月中は、まだそんなに寒くはない。本格的に寒くなるのは1月と2月である。この時期が自分にはとても苦手である。気持ちが沈みがちになる。動きが鈍くなる。冬眠をしたくなる。

昨日は、家内から「毎日酒を飲むのはやめるように」と忠告されて、珍しく飲まなかった。今まで、神戸のI君からもらった焼酎を毎日少しずつ嗜んでいたが、休肝日を入れるようにとの家内からの助言だ。その助言は聞き入れることにする。隔日の割合でアルコールを嗜むならば、体の血液循環を高めて健康にいいのではと思う。

次男はバイトの往復に車を使っている。おかげで私は車を使うことができなくなった。毎日、歩いて通勤だ。朝は徒歩通勤は楽しいが、帰りの歩きは辛い。暗くて周りの景色が見えない。田舎で照明があまりない道を歩くのだ。暗闇の中を1時間ほど歩いてゆくのだ。時々、田舎の田圃道を車が通る。その度に、私は道の端に避難する。

昨日は、バスを使って帰った。バスを使うと乗り換えを一回しなければならない。それでも、1時間の徒歩よりは楽である。でもお金がかかるのだ。ケチな性格の自分はバス代もケチりたいのだ。

残りの人生を、毎日「金がない、金がない」と呟きながら生きてゆくのか。起死回生の妙手はないものか。宝くじの購入か、あんなもの当たるわけがない。一般庶民が数千円を騙し取られてゆくようなものだ。賢くなければならない。宝くじなど絶対に手を出してはいけないものだ。