卒業式があった。


先日、卒業式があった。昨年は卒業式は中止で、各学部でこぢんまりと行ったが、今年は一応、全学部で一緒に行うことになった。でも、席の間隔をあけてすわり、また保護者は会場には入れないことになり、昨年よりは賑やかだが、例年と比べると、簡素な卒業式となった。しかし、コロナには驚く。世界的な大災害を目撃することになろうとはまったく自分自身で驚いている。

さて、式場だが、以下の写真はまだ開式10分前ぐらいだ。でも、だいたいは皆さんはそろっている。

開式10分前

会場内はやや寒いかな。

今年は各大学の卒業式はどうなっているのか。ネットで軽く調べたところ、保護者は会場には入れないが、学生は通常の卒業式を行ったところが多かった。Zoomで中継して保護者の方はスクリーンを見ての参加する形だ。

女性は卒業式には袴をはく。袴だが華やかな感じがして、個人個人が個性を出すために工夫していることが分かる。でも金銭的にはかなりの値段だろう。この日は、美容院に行って髪のセットとか事前準備も大変だ。

生涯に何回もない要の行事の一つであるから、気を引き締めての参加だ。とにかく、今日は晴れた日でよかった。雨が降ったら交通手段確保や写真撮影が大変になるのでよかったと考える。

私は70歳になり、教員生活も42年に至る。いままでに42回ほどの卒業式、入学式を経験した。さらに、二人の息子、自分自身の入学式、卒業式をも経験した。でも、コロナの中での卒業式は初めての経験で、稀な経験をしたのだ。来年はこんな卒業式にならないで、通常の卒業式に戻ればと願っている。

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