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今日は2021年6月14日だ。この日は自分史上最低の銀行残高の日であろう。自分は３つの銀行口座を持っている。その名称をA,B,Cとすると、現時点で、A銀行は179円、B銀行は310円、C銀行は366円だけの残高だ。そして、自分の財布の中には、1,577円しか入っていない。合計すると2,432円だ。情けない。70歳の男の全財産がこれだけとは！
ただ、これは自分史上の最低であり、明日になると年金が振り込まれる。明日になるとかなり回復するのだ。そして、明日からはV字形の回復をするつもりで頑張るのだ。
明日は親戚に借金の最後を払う。そして、それ以降は親戚への毎月の借金返済はなくなる。それで気持ちが楽になる。だが、先日、その確認の電話をしたら、親戚は立替えたお金があるから、それも払えという。借金返済の目安がついても、まだ金をよこせという。
親戚は寛大な人であり、お世話になった人であった。しかし、コロナもあり、商売は不振である。金銭的には苦しいので性格が変わってきたようだ。金があると人は寛大になれる。金がなくなると品性は卑しくなる。親戚の台所状態が苦しいのはわかっている。しかし、私には何もできない。明日借金の残りを払ったら、しばらく連絡はしないつもりだ。とにかく貧乏人同士が互いに首を絞めあっているという図式だ。
これが終わったら、車のローンが残っている。ローンの残高は6月末で132万円である。親戚への返済が終わったら、これの返済に集中するつもりだ。日々の返済は３万円弱だから、そんなに負担というわけではない。しかし、それでも借金は借金なので早くケリをつけたい。頑張れば、来年の今頃には前倒しで一括返済できるのではと計算している。
そしたら、あとは自分の葬式代ぐらいを貯めて、そしてこんな忌々しい現世からはおさらばだ。
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