雪の中、京都と岐阜を往復する。

昨日は京都から岐阜へ雪の中を高速道路を走る。そして、今日は岐阜から京都へ戻る。車はノーマルタイヤである。とにかく、無事に往復できたのだが、こんな馬鹿なことは二度とすまいと誓った。

昨日は京都から岐阜県の南端にある多治見市に行かねばならなかった。車で高速道路を使うか、それとも電車で行くか迷ったが、昨日の京都の朝は天気がよくて、とうてい雪になるとは思えなかった。それで車を使うことにした。

太陽がさんさんと照って、むしろ暑いほどだ。これならば、と車を使うことにする。京都南のインターから入って順調に流れる。目の上の電光掲示版に彦根から米原まで渋滞10キロという案内がある。本当か?さらには、米原から北へ北陸道を北上するときは、冬用のタイヤが必要とあった。

こんな太陽が燦々と照っているときに、米原あたりは大雪??タイヤはノーマルだが、何とかなるだろうとそのまま北上する。だんだんと山岳地帯に入ってくる。すると、突然、栗東あたりからは雲が多くなり、雪がぱらぱらと降ってきた。お日様はもう見えない。そして、だんだんと雲が厚くなり、雪が降ってきた。でも粉雪だ。ノーマルタイヤでスリップするほどのこともない。

彦根あたりから、車はのろのろ運転となった。自分にはその方がいい。雪もかなり降ってきた。でも、路上には雪は積もらない。昼時で雪もすぐに溶けるようだ。そして、米原を通り過ぎて、伊吹山脈を越えると雪もかなり落ち着いてきた。

大垣を越えると、雪は小降りだ。岐阜羽島で降りて、自宅のアパートに立ち寄って必要なものを積み込む。そして、一路、多治見に向かう。

このあたり、関、可児、美濃加茂と初めての地域を運転する。ちょっと車を止めて、写真を一枚撮る。

 

このあたりの閑散とした地帯の冬の情景だ。こんな光景を見ながら一時間ほど走った。そして、無事に多治見に到着する。ここで一泊をして明日の仕事をするのだ。

さて、本日は、仕事に取りかかる。仕事が3時頃終わったので、京都に戻ることにした。天気情報では彦根のあたりが雪だそうだ。

でも、車で来たので車で帰らなければならない。車をどこかに捨て置くことはできない。電車ならば、身軽に帰れるのだが。なお、電車ならば、JR中央線で名古屋まで戻り、そこから新幹線で京都に行くことになる。

道路情報をくわしく調べると、大垣あたりは大雪、彦根も大雪とある。しかし、高速道路は走れるようだ。冬タイヤが必要とはアナウンスはしていない。これならば通れると判断する。おまけに、今日の昼頃の多治見は好天気だ。

さて、多治見のインターから入る。北上して、名神に入る。このあたりまで太陽が眩しいほどだ。こんな日に大雪なんて考えられない。

しかし、一宮を過ぎて岐阜羽島、そして養老あたりから、曇り空になり、進むにつれてますます曇り空は暗くなってきた。雪がぱらぱら降り始めてきた。でも、路面はまだ雪は積もっていない。

だいたい、60キロぐらいのスピードで自分は進む。のろのろだ。長期戦を覚悟して、養老のSAで簡単にトイレ休憩を済ます。そして、いざ再出発だ。

伊吹山脈を越えてゆく。雪は強まるが、でも路上には雪はまだない。米原、彦根と進む。このあたりを過ぎると山道も高度をさげてくる。そして、南に向かう。そろそろ雪も小降りになってほしいと思っていたら、逆に京都に近づくにつれて、雪が本格的に降り始めてきた。

とにかく、ゆっくりと60キロぐらいで、追突しないように進む。ノロノロになることもあるが、それでも進むのでいい。暗くなり、雪が本降りになってくる。ちょっと怖い。路面に雪が積もり始める。あと30分ほどで京都だ。それまでは、まだ雪は浅い積雪のままだろう。

と、何とか京都南まで来て、ここで降りる。一般道に降りるとホッとする。車は一路、自宅に向かう。

反省点は、今回は何事もなく往復できたが、次回は分からない。冬の車の使用は控えること、特にノーマルタイヤであるときは、無茶をしない。結構、人生経験を積んできた自分だが、まだ無茶をする面があるな。まだ若い面があるな。

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