昨日はアパートの賃貸契約を結んだ。

次男が大阪の方に一人で住みたいと強い希望を述べている。通学が不便なので大学のそばがいいという話だが、本音は一人で住みたいのだろう。親と一緒の生活は窮屈で楽しくないのだろう。

大学にあまり近いアパートは嫌だという。仲間たちのたまり場になってしまい、まあプライバシーが守られないとも言う。大学とは適切な距離がある方がいいとも言う。

昨日は、家族3名で、高速で大阪の吹田方面に向かう。前もってある不動産の業者と連絡を取ってあったのだ。11時半にその事務所を訪ねる。

自分たちがお目当ての物件だが、今日は清掃業者が清掃工事中で鍵がかかっている。中は入って見ることができないが、外側だけ見ることになる。

車で物件の場所へ案内される。三階の部屋が空いているのだ。このアパートはエレベーターがない。ワンルームマンションである。洗濯機の置き場もあるそうだ。物件によっては、洗濯機の置き場がなくて、ベランダに置いてある例もある。

次男は外側を見ただけだが、これで大丈夫と言う。ここに住みたいと言う。近くにコンビニやスーパーもあるし、便利だ。

家賃は3万5千円で管理費は5千円だ。合計4万円である。次男に毎月いくら送金すればいいのか。8万円送金で足りない分は自分でアルバイトで稼いでもらう。もちろん外食などは無理で、自炊生活をすることになるのだ。

業者は敷金と礼金はゼロだという。これはありがたい。それでも初期費用として、12万円ほどかかるのだ。この日は手付けとして3万5千円を支払って契約を結んだ。

業者の話だと、数年前に立命館大学がここにキャンパスを開いたそうだ。それ以来、この地区のワンルームマンションはすぐに埋まってしまうそうである。この地区のアパートの持ち主たちはうれしい悲鳴をあげている。

立命館大学の滋賀県の草津にあるキャンパスの半分がここに移転してきたのだ。そのために草津のアパートの経営者たちは悲鳴をあげているという。こちらは悲しい悲鳴だ。

次男はこれから2年間ここに住む。家内と自分は岐阜に住むことになり、もう頻繁に会えなくなるが、子どもの巣立ちの過程として受け入れるしかないであろう。

 

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