NHKのニュースによれば、今月の19日に一橋大学の学生がタブレットを路上で操作していたところ、強盗に取られて、追いかけてもみ合いになったところ、拳銃で撃たれて死亡した、そうである。
南米コロンビアで今月19日に日本人男性が殺害された事件で、地元の警察が氏名を公表した被害者の男性は、千葉県船橋市の一橋大学の学生、井崎亮さんであることが大学などへの取材でわかりました。大学を休学する際、「国際協力の実情を知るため発展途上国を中心に世界各地を回りたい」という抱負を大学側に伝えていました。
この事件は、コロンビア中部の都市メデジンで今月19日、日本人男性が銃で撃たれて殺害されたもので、地元の警察はパスポートの情報などから、被害者の男性は22歳の日本人、イザキ・リョウさんだと明らかにしました。
NHKが大学などへ取材したところ、この男性は千葉県船橋市の一橋大学の学生、井崎亮さん(22)であることがわかりました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161121/k10010777061000.html
この町メデジンは、麻薬の町で知られた町だったが、最近は治安が回復して殺人事件もひところと比べると10分の1に減ったそうだ。それでも、殺人事件の起こる確率は日本の70倍だそうだ。日本の安全な社会に慣れた日本人が外国に行くと、油断から何かと事件に巻き込まれる。
長男が南米のボリビアにインターンシップで滞在している。サンタロサという町で比較的に治安はいいそうだ。しかし、この前だが、洗濯物をベランダに干していたら盗まれたと話してくれた。男の下着や靴下である。
日本では女性の下着は盗まれることはある。しかし、男の下着を盗む人は誰もいない。ボリビアでは男性の下着や靴下を盗んで、盗っ人達はそれを身体につけるのである。下着や靴下を買うお金もない貧しい人たちがいるということだ。
自分は、30年ほど前に、メキシコに行ったことがある。その時に、路上のワゴンセールで中古の靴を売っている様子を見たことがある。人々は靴を手にして品定めをしていた。ワゴンの中にあるのは履き古した靴であり、すり減っている。日本ならば無料でも誰も引き取り手のないような靴を真剣な目で買うか買うまいか人々は迷っていた。
かなり大きな都市でも道路は舗装されていない。十字路は信号がなくて、車が渋滞して、人々はクラクションを鳴らしていた。車はところどころ窓が割れていて、それを新聞紙を貼り付けて補っていた。南米はカオスだなという印象を受けた。今は経済発展を遂げたのだろうな。
そのメキシコ、コロンビア、息子のいるボリビアの3つが重なる。どうか、無事に何事もなく帰ってきてほしいと願うだけである。
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