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昨日、一昨日と朝は天気が良かった。散歩していたら、とても立派な黄葉を見つけた。大きな木で、天に向かってのびのびと枝を伸ばしている。見上げるととても大きな木だ。風に吹かれて何枚か葉っぱが舞い降りてくる。
一般家庭の庭では木が少しでも伸びると直ぐに剪定されてしまう。特に晩秋の時期には、冬支度もあって、枝おろしがよくあるようだ。自然の木はそのような剪定がないのでいい。本来の木の形のままで成長できる。
朝の散歩は楽しい。ぽかぽかしてくる。自分は右や左や、時には上を見たり、下を見たりで、散歩を楽しんでいた。しかし、午後の4時を過ぎたあたりから、暗くなり始め、6時頃になると完全に夜のように暗くなり、気温も下がり、風も冷たい。冬の散歩道だ。でも、それはそれで楽しいものだ。
このところ、自分の楽しみは夕食時の焼酎だけだ。温めてワンカップだけ飲む。それでけっこう気持ちよくなる。でも、ネットを見ていると、ぎゃっとするようなニュースもある。西郷輝彦(70歳)がガンでしばらく舞台を降板するという。前立腺ガンか、恐ろしい。はしだのりひこがパーキンソン病でなくなる。72歳である。自分の若い頃には一世を風靡した歌手である。
昔は亡くなる人は自分よりもはるかに年上であった。しかし、最近は年齢が近づいてきた。また、年下の人が亡くなることも増えた。とにかく、次男が大学を卒業するまで、あと1年半はほしい。時の女神に、あと1年半は少なくとも時間を下さい、と真剣にお願いする。
そしてら、この黄葉のように静かに散っていっても構わない。いや、それは強がりだ。できるだけそうあと10年は生きたい。それも健康でだ。
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