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学校だが、インフルエンザが流行っている。学生から「インフルエンザで授業を休みます」という連絡を受けることが増えた。この時期は特に大変だ。
とにかく、去年よりも寒い日が多いように感じるのだが、皆さんはどうだろうか。昨年はこれほど寒くはなかった。こんなに雪の降る日は多くはなかったように記憶している。
昨日のゼミの時間に、先週一週間インフルエンザで休んでいた学生が病状の報告をしてくれた。「熱はなくて咳がとまらない。はじめは単なる風邪かと思っていたが、体がだるいので医者に行ったら、インフルエンザだと診断された」という話だ。この学生の場合は、そんなに症状は重いものではなかったようだ。
別の学生の話だと、「インフルエンザのウイルスは人間の喉で数が増殖するので、うがいを頻繁にするか、水で胃に流し込んで胃酸で消滅させるのがいい」と言っていた。
ネットで調べると、インフルエンザはA, B, C と三種類あって、A型が一番問題のようだ。しかもこれは毎年形を変えるので、それに合わせて開発されたワクチンを毎年接種する必要がある。
自分は10年ぐらい前から予防接種を受けるようになってしてきた。そのおかげでインフルエンザにはかかったことはない。この学校でも昨年の11月ごろに希望者だけだが、予防接種があった。学校から補助金もでるので、自分も受けたのだ。たしか自己負担は2,000円だけである。家内はどこかの病院で受けてきたが、3,500円と言っていたので、学校からは1,500円の補助金があったのだ。インフルエンザの予防接種は受けること、これが教訓だ。
話は変わるが、おとといの夜は『インディ・ジョーンズ:魔宮の伝説』をテレビで見た。ハリソン・フォードが考古学者として活躍する映画だ。面白いが、西洋人の見た東洋の姿が見えてくる。インドは迷信の支配する野蛮な国というイメージを観客に与えてしまう。インドではこんな邪教がはびこっていると世界中に広報しているのだ。台本を読んだインド政府が、ロケの許可を与えなかったので、代わりにスリランカで撮影されたそうだ。
その前の日の『ブラック・レイン』も可笑しな映画だった。日本のヤクザの話がでてくる。アメリカの刑事と高倉健演じる日本の刑事が協力して、松田優作が演じる佐藤という名のヤクザを追い詰めていくストーリーだ。(アメリカ人は「サトウ」の発音が苦手のようで、「セイトウ」と二重母音 /ei/ で発音する)
この映画では、日本は徹底的にへんてこな国として描かれている。うどんをわざと大きな音を立ててすする場面があったりで、西洋人から見ると、異様な文化の国というイメージを与えてしまう。我々はアメリカ文化をある程度は知っている。しかし、アメリカ人は日本文化をほとんど知っていない。この両者のギャップは何か。
などと、今日は比較的に真面目に記事を書いてしまった。とにかく、早く温かくなれ。冬の寒さはあと一ヶ月の辛抱か。しかし、この冬があるから、人々は春のありがたさを実感できるのだ。
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