一時停止無視で7000円の罰金を支払った。


先日、ドライブをしていた。ある川を越えたところにT字路がある。見晴らしのいいところだ。そこには一時停止の標識がある。私は軽くとまって左折した。すると、すぐにパトカーが近づいてきて、「止まれ」とマイクから叫んだ。停車すると、二人の警察官がやってきて、「一時停止違反」だと言う。私は「そんな事実はない、短時間だけど止まった」と抗議した。しかし、私の主張には耳をかそうともしない。無限に議論をしているわけにも行かないので、しぶしぶ書類にサインをした。そして、罰金は7000円だ。今日の朝、銀行に行って、その7000円を支払っていた。

脱力状態だ。無駄金を払ったのだ。見晴らしのいいT字路で、右に曲がった。そこは獲物を待つ警察官の格好の見張り場だ。いつもそこで見張っているようだ。見晴らしがいいので、ほとんどの人は一時停止しない、あるいは、短時間だけ減速するのだ。交通警察官に取っては格好の獲物捕獲の場所なのだ。今度から、恐ろしくてこの道は使えない。

これは私を捕まえた警察官個人の問題と言うよりも、制度上の問題だ。警察官は毎月ある程度は捕獲してポイントを稼がなければならない。何もポイントをあげられないと上司に叱られるだろう。もっと必要な場所に警察官を配備しないで、無害な場所でただポイントを稼ぐためだけに捕まえる。それもかなり強引な言いがかりをつけて捕まえるのだ。事故がよく起こる場所で、見張っているならば分かるが、こんな見通しのよい、事故などが絶対起こらないような場所での捕獲は意味のないことだと思う。

警察官とのやりとりで私の貴重な時間が15分ほど失われた。さらに貴重な7000円とそれを銀行に支払いに行く時間を失った。警察官も私とのやり取りで本来ならばもっと建設的なことができた時間を失ったのだ。一つ一つのこんな馬鹿らしいことを減らしてゆくのが政治の仕事だと思うのだが。

Alexas_Fotos / Pixabay

2 Comments

神戸のI

以前、全く事故が起きる要素がない(横断歩道や交差点のない高速道路の側道で一方通行で見通しもよい)場所でネズミ捕りをやっており、そこで取り締まりをしていた警察官のうち1名が、腕を組んで居眠りをしているのを発見しました。
担当警察署に電話で抗議をし、ついでに何故そこでネズミ捕りをするのかと聞いたら、取り締まりしやすいからと言ってました(笑)。通学路とかもっと取り締まりが必要な場所があるのではと言ったら、取り締まりするのに危ないから出来ないと言ってました。こういう奴らに捕まるのが嫌なので、最近は安全運転をしています!

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nomad

I君へ  全くその通りです。警察官も本音は馬鹿馬鹿しいと思って取り締まっているのだと思います。上の人から言われて仕方なしにやっている感じで。でも、とにかく捕まって罰金を払わされるのは困ります。私はこれからネズミ捕りをしている地点は避けるようにしたいと思います。

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