岐阜から京都へと移動した。

今日は、職場を6時8分のバスで出発して岐阜駅に向かう。そんなに寒くはない夕方だ。岐阜駅は平日の通勤時間なのだが思ったよりは混んでいない。岐阜駅より、米原駅の電車に乗る。大垣で多数の乗客が降りて、米原に着く頃はガラガラになっていた。

米原に到着する。新幹線がくるのは、7時41分だ。30分近く時間がある。待合室で夕食を取ることにする。小さな弁当とサンドイッチを買う。横の中年男が煎餅をかじりながらビールを飲んでいる。

7時41分の「ひかり」に乗って京都に向かう。20分ほどで京都に到着した。京都の駅に降りる。もう京都に何年住んだか。11年ほどだ。でも、あと、4か月ほどで京都ともお別れだ。

家内と私は岐阜に移り住む。長男は東京へ、次男は大阪へと引っ越しをする。一家離散だ。我が家も2017年から新しい章が始まるのだ。

そしたら、京都に住むことはもうないだろう。あと4か月かと思うと名残惜しい気がする。そこで写真を何枚も撮ってみる。駅前だ。京都タワーの写真を二枚ほど。

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あと、4か月で京都ともお別れと思うと、できるだけたくさん京都の写真を撮っておきたいと思う。

さて、最終のバスはあるか心配していたが、大丈夫だった。京都バスは9時18分、市バスは9時22分発で自宅方向に向かうバスがある。京都バスに乗る。運転手さんは日本語と英語で案内をしていた。

昔は、バスに乗るのが面倒くさいとけっこうタクシーを頻繁に使ったものだった。自宅まで駅から約2000円である。そのころは、お金にけっこう余裕があって、ちょっと疲れたとか、バスの時間を待つのが面倒とか理由を見つけてタクシーを使った。

今はタクシーを使うことは滅多にない。母親が施設に入ってそのお金が必要になったこと、子どもたちが大学に行くようになり、授業料が必要になったことで、自然と節約するようになった。

これからも節約しながら、子どもたちを何とか大学を卒業させること、それが私のこれからの最大の使命だ。

 

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