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水曜日に皮膚科に行ってきた。あごの下にイボのようなものができて気になっていたので医者に行ってきたのだ。近くの総合病院では、月曜日と水曜日しか皮膚科はあいていない。どこか、クリニックと思っていたが、近くにはない。あっても、内科とか呼吸器科と一緒のようで、お医者さんは皮膚の専門のようではなかった。それで専門家のいる大病院に行くことにした。
1時頃に行くと、3時頃からオープンだそうだ。そして、4時半には診察を終えるとのことだ。印象としては、患者の数は少ないようだ。内科などはたくさんの患者がいるのだが、皮膚科などは患者数も少ないようだ。とにかく、いったん出直すことにした。
さて、3時に行くとそんなに待たずに診察が始まった。あごのイボは、説明によると、ひげ剃りや衣服の襟がこすれて、そこからウイルスが入ってイボになるとのことであった。治療としては、冷凍窒素をイボにあてると、数日で取れるとのことだ。医者はマイナス230度ほどの冷凍窒素を綿棒で取って、私のイボに当てた。やや痒い感じがしただけだった。それを数回繰り返した。医者は数日で大丈夫になりますよ、との言葉だった。
ついでに、クビの後ろにあるシコリも見てもらった。医者が言うには、これは汗が出る部分が詰まって身体の油脂が貯まったものだという説明だ。心配する必要はない。また、イボとシコリとも良性である、との診断だ。
治療費だが、2100円ほどだ。治療部分は1000円ほどだが、初回の診療は選定療養費として、1100円を払わなければならない。合計、2100円だ。治療部分は自分が70歳を超えているので、2割負担で済んだのだが、初診料として1100円が加算された。
この選定療養費と言うものがよく分からないので、済生会熊本病院のサイトを調べると以下のような文言があった。
2016年4月の診療報酬等改定により、「初期の治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で、高度・専門治療は病院で行う」という医療機関相互の役割分担及び業務連携の推進を目的として、厚生労働省により制定された制度です。
このような目的を踏まえ、2016年4月1日から、当院では、他の医療機関等の紹介状なしに受診する場合は、原則として、初診時又は再診時に定額負担を患者さんにご負担いただくことになりました。(選定療養費の義務化)この制度に基づき、当院では2017年4月1日から初診時選定療養費を、2018年4月1日から再診時選定療養費を下記のとおりの料金として、別途、徴収させていただきます。
ご理解ご協力をお願いいたします。https://sk-kumamoto.jp/faq/6230/
5年ほど前から導入された制度のようだ。どこの病院でも、選定療養費は5,500円である。私は1100円請求されたのであるから、これも2割請求であったのだ。とにかく、大病院にかかるときは、老人は1100円ほど余計に、普通の人は1650円が余計にかかると言うことだ。つまり、最初は小さなクリニックに行けという話だ。まず、地元のクリニックに行ってから様子を見てもらい、紹介状を書いてもらってから、大病院に来い、そうでないと、大病院は患者が多すぎてパンクしそうだという話だ。なるほど。
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