特急しらさぎに乗って岐阜に戻る。

今日は朝は非常勤先でゼミ生の指導をして、それから岐阜に戻らなければならない。午前中は京都の通りは雪が溶け始めて歩きづらい。非常勤先の大学に向かう。今日はゼミ生が卒業論文を提出する日だ。もう書き直しをする時間はない。締め切りは本当は水曜日だが、とにかく今日、提出してしまいたい。

軽く目を通して、章立てやページが飛んでいないか最終チェックした。そして、印刷にかかることにする。学校のプリンターは使い方がよく分からない。慣れればなんでもないのだろうが、ゼミ生も私もよく分からない。

ゼミ生が学生証をカードリーダーにかざしたりしたらプリンターが動き出した。よかった、と思ったらすぐに紙詰まりだ。なんとか紙を取り除いたのだが、このプリンターは信頼できない感じがして、一階のプリンターを使うことにした。一階へ降りる。このプリンターも使い方が異なる。スタッフの人に教えてもらって、ゼミ生と二人でなんとか印刷を完了した。(印刷完了した時は、私もホッとした)

それで、論文に穴あけをしてファイルに綴じる。必要な事項を書いて貼り付けて、2部が出来上がりだ。早速ゼミ生と二人で、事務局にゆく。ゼミ生がおもむろに2部を提出して、係りの人から受領証をもらう。これは大切だから、ゼミ生は大事に保管しておくようにしてほしい。

さて、それから岐阜に戻るのだ。外は結構、雪が降ってきた。雪は自宅でのんびりと外の景色を見ている時にはロマンティックで良いのだが、その中を歩いて遠くへ出かけるとなると大変である。

例によって、西京極駅から阪急と地下鉄で京都駅に向かう。寒い。新幹線で京都から米原に向かう。今までは、駅でよく弁当を買っていた。駅弁はコンビニ弁当よりも美味しい。しかし値段がべらぼうに高いのだ。今日は菓子パンを二個買う。合計で250円ほどだ。これでよい。節約生活だ。

さて、新幹線だが、いつもよりは速度が遅い。アナウンスは、「雪のために速度を落として運転しています」である。

これでは、米原駅で大垣行きの列車への接続がうまくいかない。米原駅に到着すると、危惧していた通りにもう列車は出発していた。次の列車は30分後のようだ。30分ならば、待てない時間ではない。暇に任せて向かい側のホームの写真を撮る。雪の中、人々が難儀している様子がうかがえる。

さて、ここで考える。次に来るのは特急しらさぎだ。今までは、普通列車を使っていたが、今日は特急しらさぎを利用しよう。特急券は750円ほどで、お金はかかるが、乗り換えなしでスムーズに岐阜に行けるのはありがたい。

しばらくすると特急しらさぎ8号が到着する。中に入る。すると乗客たちが座席の向きを変更していた。そうだ、思い出した。しらさぎは米原駅で進行方向が逆になるので、座席をひっくり返すのだ。思い出した。

さて、出発だ。自由席も余裕がある。平日は自由席でも座るのは大丈夫なようだ。外はかなり雪が積もっている。関ヶ原あたりは雪が厚い。昨日はこんな雪道を車で、しかもノーマルタイヤで京都に帰ってきたのだ。二度とそんな危険はことはすまいと誓ったのだ。

ようやく岐阜駅に到着した。これから岐阜での一週間の自炊生活が始まる。

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