地域研究の授業で福岡に関する発表を聞く。


昨日の地域研究の授業では、学生Aさんが、福岡に関する発表をした。Aさんは現在は愛知県に住んでいるが、父方の先祖は代々福岡県出身だそうである。祖父の代にすでに愛知県に引っ越しをしてきたが、Aさんの頭の中には、福岡・九州が自分のルーツの一部であると感じているようだ。自分自身を愛知と福岡のハーフであると称していた。

紹介してくれた場所は、初めは(1)博多駅である。(なお、福岡の中心にあるのは、福岡駅ではなくて博多駅である。福岡駅は富山県にある駅である。そして、上福岡駅が埼玉県にある。紛らわしい。)さて、福岡の中心にあり、交通の要である。福岡県も人口が増えているのは、中心地であり、その他の地域は過疎化、高齢化に悩んでいる。Aさんの故郷も過疎化と近年の水害でかなり苦しんでいるそうだ。

(2)マリンワールド海の中道水族館も一見の価値がある。入場料はどこの水族館も高い。それは、海水をメインテナンスして、魚類を生活させるのであるから、維持費がかかるそうだ。それに比べると、植物園や動物園は維持が楽なので、入場料は安い。ラッコがかわいらしいそうだ。

福岡県の紹介 左端の顔は発表者の顔より合成

(3)動植物園は入場料が安い。訪問にはお手軽。

(4)門司港レトロは、明治、大正の雰囲気が漂う町並みが保存されている。門司港は日本が朝鮮半島や中国大陸と結ぶ交通の要所として栄えた。現在の門司港にはかっての勢いはないが、町並みを歩いて、往年の勢いを回顧することができる。門司は産業の都市から、観光の都市へと変化しつつある。


以上のような話しから、県民の気性についての議論となった。九州男児は頑固者が多くて気性は荒いとか、男尊女卑の風習が残っている、などと活発な議論が出た。九州男児の性格は結局の所、どのようなものか。学生たちは結論に達しただろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください