〇
今日は1月3日だ。今日はお昼頃から三井アウトレットモールに行く予定だ。外の天気を見ると晴れたり急にあられが降ったりで、落ち着かない天候だ。12時頃に出発の予定だ。
何か良いことはないか。親戚や知人達は海外に旅行などと景気のよい話をしている。自分はもっぱら自宅にいて外出は最低限に抑えている(正月は例外的にいろいろと外出するのだが)。
自分は、最近は探偵小説をよく読んでいる。でも、それも、飽きてきたと言えば飽きてきた。次はどんな類いの本を読もうか。航海記などを読んでみたいとも思う。実際の海の旅は怖いし面倒くさいが、航海記を読むのは楽しい。特に帆掛け船の時代の記録は面白い。世界がまだ神秘に満ちていた時代だったのだ。
マゼランのような世界一周の旅は、今で言えば、火星に行って戻ってくるぐらいの危険でスリルに満ちた旅だったのだろうと思う。世界の果てには恐ろしいモンスターや化け物(魑魅魍魎)が住んでいると信じられていた時代、そんな時代に大海を越えて旅した人に対して尊敬の念をいだく。
さて、自分のいつもの愚痴であるが、今、金欠病に悩んでいる。自分は船長である。我が家はこれまで何年にもわたり航海をしてきたと言えよう。金欠病という激しい嵐が吹いてきている。その風が強まってきている。この中で、我が家という船を上手に操りながら、目的地まで到着しなければならない。18か月後に、次男が大学卒業と同時に、私の労苦は終わる。その時が目的地到着と考えてよいだろう。
自分は意思を強く持たなければならない。ともすれば、浪費傾向の強い家内と次男を上手にコントロールしながら、この船を進めていくのだ。
外を見ると、暗くなり、小雪が降ってきた。寒さ、雪、金欠病などに負けないように、自分はたくましく進んでゆくのだ。
コメントを残す