ど忘れが激しくなって、黒板の前に立つのが怖くなってきた。


最近は、ど忘れが激しい。黒板の前に立つのが怖い。というのは、英単語のスペルがよく分からなくなってきた。何気なく書いていた英単語のスペルが急に怪しくなってきた。きょうは architect (建築家)という語のスペルが怪しくなった。それで、スマホで確かめてみた。何だか、自分の記憶すべてがあやしくなってきた。

先日は、development (発達)はdevelopement だったような気がして、スマホで調べてみた。そしたら、development でよかったのだ。であるから、今は、授業では、スマホは欠かせない。ちょっとでも、スペルが怪しくなったら、確認することにしている。黒板の前で説明をするときに、急に単語が分からなくなる。単語が分かってもスペルに確信が持てなくなってきた。

自分自身が崩壊しそうな感覚というのかな。今は、まだ自我を保てている。でも、これから記憶の欠落がはじまり、頭の混乱が始まるのだろうと思う。まだ、何とか仕事は続けているが、失敗が続くようだと雇用契約の解除となりかねない。これからは、授業前の予習をきちんとして、黒板に書きそうな英単語は事前にちゃんとスペルの確認をしておこうと思っている。

ちょっとした言葉が分からなくなった。先日の学会発表では、「スカイプ」という言葉が出てこなくて困った。「テレビ電話」と言い換えて何とか急場を切り抜けたが、そんなことが増えてきた。

あと、学生の顔と名前が一致しない。毎日見ている顔なので、顔は覚えている。でも、名前が結びつかなくなった。 

老化現象なのだろうな。若い者には負けない、という風に虚勢を張っているが、実態はもうボロボロなのだ。

2 Comments

神戸のI

そのうち、わたしの事も忘れられてしまったりして(笑)または、わたしは高校の時は優秀な生徒だったと記憶違いをするか?
出来れば後者でお願いします!!

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nomad

I君の思い出は、朝になっても学校に来ないので、家に電話をかけてI君を呼び出して、学校に来るように言ったことです。何回かありました。懐かしい思い出ですね。しかし、I君は、実業家として成功をおさめましたね。高校は少々さぼる方が将来は大成するのかもしれません。

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