高校訪問をする。

2016-08-03

このところ高校訪問をしている。昨日はとある高校を訪問した。総合学科がある高校である。そこの校長先生からいろいろな話を聞いた。忘れないように幾つか記しておく。

最近の高校を分類すると、まず大きく分けて、全日制高校、定時制・通信制高校に分けられる。全日制高校は、普通科高校、専門科高校、総合学科高校に分けられる。それらは具体的には、普通科高校は進学を希望する生徒さんの学校で、アカデミックなことを勉強する。専門科高校は、工業高校とか、農業高校とか、商業高校など、実務的なことを勉強する。

総合科高校は、実は文科省が20年前から言い出したことだが、普通科高校と専門科高校を一緒にした高校ということで始まったのだ。メリットとしては、普通科の生徒も専門科の勉強ができる。逆に、専門科の生徒も普通科の勉強ができるということだ。新構想の学校なのである。文科省はこのような構想の高校を今後も増やす予定のようだ。この高校では、一年生の時は、特にどのコースを選ぶということもなくて、共通の勉強をする。そして、2年生になってから自分の選択をしたコースを選ぶのだ。

定時制・通信制高校だが、これは昔は苦学生を対象とした学校であった。つまり、経済的な理由で、昼間働き夜勉強する生徒たちの学校であった。いまは、性格が異なり、主に心を病んだ生徒たちの学校になっているそうだ。そこでは専門のカウンセラーも配属されて、それらの生徒たちのケアをしているそうだ。


いろいろと親切に教えてもらった。最近、高校訪問をして校長先生とお話をすることが多い。校長先生方は話も上手で知識が豊富である。もっとも優れた先生が選ばれて校長先生になったのであるから、当たり前の話なのだが。

M_A019

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