今は真夜中の3時半である。

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今は、真夜中の3時半である。１時間ほど前に目が覚めて自分の書斎にきて、主に片付けをしていた。月曜日がこの地区のゴミ収集の日である。であるから、いらない書類などをまとめていた。本当はもっともっと捨てたいのだが、あとで使うかなと思ったり、のちほど読んでみたいと考えたりする。本当は読み返す機会は決してこないのだが。

とにかく、おおきなゴミ袋にまとめて、外に持って行く。ゴミ収集の車は朝の５時から６時頃にはくるので、それまでには搬出しておこうと思って、夜中に外に出る。空気はヒンヤリとしている。

67歳という自分の年齢を考える。夜空を仰いで溜息が出る。あと10年ほどの人生かなと思う。酔生夢死という言葉を思い出す。

自分自身は近年ますます保守的になっている。まったく守りの人生になっているのを感じる。新しい冒険はしたくない。金が少しでもかかりそうなことは避けたい。貯金が減ってゆくのを何とかしてとめたいという気持ちでいっぱいだ。

新しいことはできない。現時点でかかえている義務をこなすだけである。考えていることを下に列挙する。

（１）次男への仕送り、あと1年だ。
（２）来年は車を買い換える。だが、新車を買うだけの資力はもうない。中古車だろうな。
（３）実家の水回りを補修したい。トイレ、風呂、台所をきちんとしたい。300万円ぐらい必要だな。もう、そんな金はない。実家は廃屋になってゆくのか。愛着のある実家を守ることのできなかった自分は本当に甲斐性なしだな、とつくづく思う。
（４）父母の法事をおこないたい。これも金がかかる。両親の没後、法事をまったくしていないので、親戚の人から「ケチだ」とか「親の法事をする金もないのか」と馬鹿にされている。
（５）今まで買い込んだ本をある程度は読んでみたい。読まないままにしておくのはもったいない。しかし、自分の視力が問題だ。老眼が進んで、細かい字が読めなくなってきた。でも、1ページでも、2ページでも読んでみることが大切だ。

このごろ、ブログを書くのが自分の唯一の趣味になってきた。複数のブログを持っていて、思いついたこと見聞きしたことをどこかのブログに書き込んでいる。今、自分は学校で働いているので、結構、ブログのネタには困らない。同僚の方、学生から聞いた話とか、見たことをブログに投稿している。もちろん、プライバシーには配慮している。

あと、何年ぐらいブログを書き続けることができるかな？

(追記、ふと足もとを見る。靴下に穴が空いている。自分の靴下もほとんどが定年退職すべき靴下ばかりだ。あしたは、靴下を買おう。3足で1000円というセールが近くのモールであるのだ。）