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この4日間もアルコールを飲んでいない。すると身体はとても調子良い。昨日はぼんやりと頭が重かったが、胃の調子はよかった。今は、朝の3時過ぎだが、まあ、身体の調子はいいな、頭も胃も大丈夫だと感じる。
このままアルコールを断つことができるといいのだが。なぜ我々はアルコールを飲んでしまうのか。憂き世を忘れるためか。飲むと確かに気が大きくなる。何でも可能であるような気がする。未来が開けるような感じがする。
人間が人生を失敗するとしたら、酒、タバコ、女、ギャンブルのどれかが絡んでいる。タバコは40年ぐらい前にやめた。女は、自分のこの年齢では超越してしまった。ギャンブルは、昔、パチンコを少しやってみたが、金を失うだけなのでやめた。少しでも稼いだりしたら持続しただろうが、一方的に金を失うだけなので止めてしまった。
であるから、自分が人生を失敗する可能性は酒だけだ。酒を飲みすぎて、健康を損ねる可能性がある。私の母方の叔父は、退職後、日本酒を飲み始めた。昼からずっと飲んで、2日で一升瓶を飲みつくすほどだ。数年で糖尿病にかかり、意識不明のまま世を去った。
叔父は日本酒を飲んだ。自分は日本酒は甘すぎるような気がして近頃は飲まない。もっぱら焼酎である。焼酎をワンカップだけ、それで結構酔っていい気持ちになる。ただ、次の日に、頭と胃が不調になるのが困った。年齢的に酒を楽しめる年齢を過ぎつつあると感じる。
ワンカップが無理ならば、その半分ぐらいならばいいのでは?と思ったりもする。
焼酎でも安いのは病院のアルコール消毒の匂いがして、これは無理だ。やはり、ある程度は値段がするものが美味しい。
リカーショップの一角に焼酎の瓶が並んでいる。焼酎はタイトルが漢字で書かれていて、ラベルも黒色系統が多い。それらを見ていると、焼酎とは究極のアルコールであり、人間が最後に行き着くアルコールであるという気がしてくる。これらの瓶の前に立っていると神秘な世界の扉の前に立っているような気がして、体が震える。焼酎の神が私を呼んでいるのだ。
いつかはこれらを味わって見たい、という気持ちがする。しかし、値段が高いので、購入には気が引けてしまうものが多い。
完全退職したら、高価な焼酎を数十本自宅のキャビネットに並べて、違う種類を毎日小さなカップに入れて、ほんの少量だけ、味わってみるという人生も楽しいかなと思ったりする。
あれ、何やら目覚まし時計の音がする。グーン、グーンという音だ。隣人の目覚ましだ。このアパートは安普請なので隣の住民の生活音がよく聴こえる。ということは、逆にこちらの音も、向こうに筒抜けだ。気をつけなければと思う。
高価な焼酎といえば森伊蔵、魔王、村尾、伊佐美、佐藤くらいでしょうか?個人的には赤霧島か黒霧島が好きでしたけど、最近は呑みに行っても色々な銘柄の日本酒を1合ずつ呑んでます。そういえば、先日高校の2-1同級生の野球部のK島くんが神戸に遊びに来て、ビフテキ食べて、その後一升位日本酒呑みました(笑)
I君へ 高価な焼酎を飲んでいるようですね。私はワンカップ100-200円ぐらいの焼酎ばかりです。貴君は、私が夢見た豪華な焼酎ライフを一足先に実現しているようです。羨ましい。ところでk君と一升ビンを空にするほど飲むとは、いくら若い両君たちでも無茶では?健康にはくれぐれもご配慮を!