学生の卒論のテーマ

2016-04-19

昨日は非常勤先の学校でゼミの学生の卒論の準備状況の報告を受けた。学生は京都市内、とくに右京区の寺社が外国人観光客がどのような言語サービスを提供しているか調査して、その言語サービスの妥当性と問題点を考察する、という内容の論文を書いている。

学生は先週の金曜日に、広隆寺、松尾大社、天竜寺を訪問して、そのパンフレットを集め、境内の掲示板の写真を撮り、またホームページをダウンロードした。

注目すべき点は、それぞれが中国語の掲示やパンフレットをも掲載しているのだが、どうも繁体字の中国語で書かれたものばかりである。どうしてか?大陸中国からの訪問客も多いだろうが、なぜ簡体字の中国語が見当たらないのか。

一応、考えたことは、台湾からの訪問者が圧倒的に多くて、比較すると大陸中国からの訪問者の数は無視できるほどである(そんなことあるかな?)。あるいは、簡体字が読める人は繁体字が読めるが、繁体字を読む人は簡体字を読むことが難しい(これまた、そんな話はきいたことがないな)。

とにかく、これは今後検討することとして、いくつか有益な議論をすることができた。学生がパンフレットやホームページをプリントアウトした紙を持ってきたので、それを写真に撮った。以下のようである。

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学生と話し合いの結果、来週までに調べておくことを決めた。いくつかあるが、バスの標識が多言語化しているとのことで、それらの状況を写真とともに報告してくれるそうだ。楽しみである。


さて、その後、私は岐阜に車で戻ることにした。自宅から岐阜のアパートまで170キロである。順調にドライブする。多賀のサービスエリアで一休みする。多賀は自宅から80キロのところにある。20分ほどの休憩だ。本当ならば、各務原のインターで降りるといいのだが、高速代の節約のために、岐阜羽島のインターで降りる。降りたところで計るとアパートまであと29キロの距離である。料金は3,270円である。各務原まで行ったら、3,700円である。であるから、430円の節約をしたのだ。

実は休日に運転すると休日割引がつく。岐阜から京都に行くときは、各務原ー京都南の区間を土曜日の朝に走ったので2,710円だった。もしも、これを岐阜羽島から入ったならば、2,410円なのだ。

今後は岐阜羽島を利用することにする。すると往復の高速代は、3,270+2,410=5,680(円)である。それにガソリン代を考えるべきだ。自分の車はランクスである。燃費はネットで調べると12~17,2キロとある。とりあえず、15キロと考える。今はガソリンは1リットルが110円として、往復で340キロを走ると、340÷15=23リットル必要になる。すると、金額はそれに110円をかけるのだから、2,530円が必要になる。

京都と岐阜のアパートの往復の費用は車を使ったならば、5,680+2,530=8,210円である。これが電車利用ならばどうか、どちらの交通手段を利用したらいいのか。疲れの具合、必要な時間など、総合的に考えて今後の課題としたい。

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