イオンの買い物客は勝ち組か?


昨日は、木曽川のイオンモールに行ってきた。雨も上がり、買い物には好都合な天気となった。

私はスマホを忘れてしまった。家内が買い物をしている間は、私はベンチで待っている。普段は、待っている時はスマホで他人のブログを読んで時間つぶしをするのだが、昨日はスマホを忘れたので手持ちぶさだった。

そこで人々の動きを観察していた。改めて、いろいろな人がいることに気づいた。木曽川のイオンモールの買い物客は大半が20代〜30代だ。40代以上になると数はちょっと減るかな。60代以上はほとんどいない。

ほとんどの人が小綺麗な格好している。女性の中には、香水をつけている人もいる。家族連れは笑って楽しそうだ。

イオンの買い物客は、さっぱりとした身なり、清潔感あふれる服装、背筋を伸ばしてシャッキとして歩いている。この人たちはほとんだが車で来ている。車も結構大きな車だ。

「この人たちは、人生の勝ち組である」ことに自分は気づいた。この人たちの中には、ホームレスはいない、引きこもりもいないだろう、アル中の人もいなさそうだ。悪臭を放す人もいない。杖をついてやっと歩いている老人もいない。そう、この人たちは、日本社会の中での勝ち組なのだ。

自分は「日本社会とは?」と考えるときに、普通はイオンの訪問者たちのことが思い浮かぶ。でも、この人たちは勝ち組なのだ。この光の部分の影には、負け組がいるはずだ。

大阪の西成地区に行ったことがある。路上ににホームレスが寝ていた。40代から60代が多い。70代は少ないようだ。ホームレスという生活様式だと70代までは生きられないのだろう。空き缶を拾って売りにいく生活だ。

彼らは冬は極寒と夏は極暑に晒される。加齢とともに人は血管の柔軟性が失われるので、高血圧になる。しかし、彼らは病院から薬をもらうことはないだろう。

西成地区に行ったのは、そこの安宿に近年外国人のバックパッカーが宿泊するようになったという話を聞いて調査に行ったのだ。ホテルの様子や英語表示や値段などを調べていた。カメラを持っていったので、何枚かはホームレスの写真も撮った。

面と向かっての写真は失礼なので、遠くからの写真が多い。生活だが、無気力な人が多いようだ。周りのことには関心を持たず、ただ、じっと時間の過ぎ去るのを待っている。そんな人々だ。日本社会には勝ち組の人もいれば、負け組の人もいる。

イオンのベンチに腰掛けながら、買い物客の行動を眺めながら、いろいろなことを考えた。人生の勝ち組と負け組。自分の将来はどちらになるか。これからの数年で決まる。

 

4 Comments

神戸のT.I

人生に勝ちも負けもないと思います。そもそも、勝ち負けの判断基準がまちまちで、お金があって有名企業に勤めていれば勝ち組かと言えば、私はそうは思わないし、無名企業で働いてお金もなく、家族共々貧困生活をしてるからと言って負け組とも思わない。そういう生活でも家族に囲まれて幸せであれば、それで良いのでは?しいて言えば、悔いなく満足する生活を送れればそれが勝ち組でしょうか。
ところで、イオンの株主になって10年近く経ちましたが、株価が3倍近くになりました。イオン大好きの先生のおかげと感謝しております(笑)そのうち、先生に還元せねば!

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nomad

私の年齢になると人生もう挽回することはできませんので、勝ち組負け組が決まったような気がします。私自身は金欠病に苦しんでいますが、家族みんな健康でゆっくりと生きていますので勝ち組かな、と思っています。ところで貴君はイオンの大株主なのですね。配当金と同時にイオンから優待券をもらっているはずです。貴君がイオンでショッピングすると毎回10%ぐらいは商品割引の特権があるのでは?羨ましいです。

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神戸のT.I

イオンの株主優待は、買い物金額の7%が半期に1回現金でキャッシュバックされます。ちなみに100株所有でしたら3%だったかな?先生も是非株主に!

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nomad

羨ましい。買い物金額の7%ですか、これはすごい。今、ネットで検索していますが、100株主でもかなり得になりそうですね。これはいい情報を入手しました。

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