曜日の変更に関する考察


昨日、曜日の名称変更に関して提案をしたが、今日は別の視点から考察をしてみたい。

現行の曜日の名称の最大の問題点は量的な相違がすぐには分からないという点だ。例えば、「火曜日に東京に行き、金曜日に去る」と述べた場合に、何日間滞在するのかがすぐには分からない。

ところが、「4日に東京に行き、7日に去る」と述べたならば、すぐに引き算で3日間の滞在だと分かる。

曜日は現行のように勝手なネーミングをするよりも、数字で名称をつけたほうが良い。中国語では、曜日は以下のような名称である。日曜日だけは数字が入っていないが、少なくとも日本語よりは優れて合理的である。

  • 月曜日: 星期一
  • 火曜日: 星期二
  • 水曜日: 星期三
  • 木曜日: 星期四
  • 金曜日: 星期五
  • 土曜日: 星期六
  • 日曜日: 星期日/星期天

英語では、月はJanuary, February …. と続くが、これは英語の最大の欠点であろう。やはり数字を使って、First Month, Second Month, Third Month とすべきであったのだ。

英語だと、「July に東京に行って、December に東京を去る」と聞いてもとっさには何か月の滞在か分からない。これが、「7月に東京に行って、12月に東京を去る」と聞くならば、5か月の滞在であることがすぐに分かる。

日本語の体系でも、曜日を中国語式に、1曜日、2曜日、3曜日、4曜日としていくのは面白い。

ただ、一つの問題点が生じると考えられる。それは、現有の日付と混乱しそうだ。例えば、「7月3日で4曜日」とか、「8月1日で、6曜日」だとなると人々は数字に混乱する。

この混乱を防ぐ方法は、アラビア数字と漢数字の併用である。さらには、曜日の時の数字の読み方は、訓読みにするのだ。つまり、ひとつ、ふたつ、みつつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、という読み方を用いるのだ。

月曜日は「一曜日」と書いて、「いちようび」と読むことにする。火曜日は「二曜日」と書いて、「ふたようび」とする。こうすれば、混乱することはない。7月3日、六曜日として、「しちがつさんにち、むっつようび」のような表記法と読み方だ。

我ながら、名案を思いついたと自画自賛したい。もう少し整理整頓してから政府の総務省に提案したい。

なお、固有名詞と数字の問題は奥が深いので、太陽系の惑星の名称の変更、時秒の名称、干支のこと、フランス語の数字の数え方などとも結びつく。詳しくは次回以降に自分の考えを述べてみたい。

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