2016-04-07
1年生は宿泊研修で青少年自然の家にいる。その二日目の研修のガイダンスに参加した。そこで教員どうしで情報交換したのだが、教えてもらった何気ないことをいくつか報告する。
青少年自然の家に入るのだが、靴を脱いで内履きに履き替えるときに、日本人は靴箱に靴を後ろ向きにして入れた。ところが、オーストラリア人の先生は前向きにして入れる。これは英語圏では一般的な入れ方だそうだ。
それから、今は言語に関するスマホのアプリがかなり進歩していると教えてもらった。韓国に行くと、ほとんどがハングルばかりで日本人は読み方が分からない。しかし、スマホでハングルの写真を撮り、アプリを立ち上げるとその読み方を教えてくれるそうだ。
漢字もアプリで読み方を教えてくれるそうだ。漢字を写真に撮り、知りたい文字の上を指でなぞると、その意味と発音を告げてくれるそうだ。しかし、まだアプリは完全ではなくて、誤認や誤作動もあるそうだ。
たしかに漢字を指でなぞるといってもかなり幅がありそうで難しそうだ。ペンか何かでなぞるならば、認識率は高まりそうである。
その話を教えてもらってから、ネットで調べてみた。たしかに筆順で調べる漢字辞典がいくつか発売されている。問題は筆順である。日本人ならば、読み方が分からない漢字でも、筆順はなんとなく見当がつく。しかし、外国人の方は、これは画像として捉えるだろうから、筆順なのは見当つかないだろうと思う。筆順の方向で漢字アプリは漢字を認識するだろうに。
親しく話をさせてもらうと教員の方々、学生のみなさん、いろいろな背景がありそうで、それぞれユニークな知識を蓄えている。
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