連休初日を京都に戻る。

2016-04-29

自分は自らは航海士だと考えている。自分のボロ車だが、いちおうこれを船と見なしたい。これに乗っていろいろと航海をする。岐阜に単身赴任をしているが週末は京都に戻るので、一週間に一回は岐阜と京都を往復している。この片道170キロ、往復340キロだが、自分は単に運転するのではなくて、目と耳をしっかりと開いて、学んでいきたいと考えている。

つまり一回往復するたびに、自分は少しずつ知識を蓄える、そして利口になるつもりである。そのためには、航海日誌をつけなければならない。つまりこのブログ(航海日誌)に見聞きしたことを正確に記述していきたいと思う。(一千年後の考古学者が偶然このブログを発見して、今の時代の人類はどのような生活を送っていたか知ることになったりするとすれば、面白いな、と想像したりしている。)

さて、今朝は5時50分ぐらいに岐阜のアパートを出発する。やや肌寒い。岐阜羽島のインターに向かって走りだす。車内で音楽を聴きたいと思い、舟木一夫のCDをかけ始める。『高校三年生』『修学旅行』と聴いていく。いつ聴いても懐かしく心に沁みる曲だ。

岐阜羽島のインターから高速道路に6時40分ぐらいに入る。いつもの休日よりは車の数が多い。連休の始まりであるから、車の量が多いのだ。高速道路上の電光掲示板を見ると「大山崎から大阪方面渋滞4キロ20分」とある。しばらくすると「大山崎から大阪方面渋滞6キロ30分」とある。だんだんと渋滞の程度が増してきているようだ。

今日の最初の予定は関ヶ原インターで降りて、また関ヶ原の古戦場巡りをしようと考えていたが、車の数が増えていたので断念して、渋滞が本格化する前に、できるだけ早く京都に着くことにする。

米原インターを越えると車の数が減ったように感じた。つまり多くの車が北陸道に入ったのだ。連休を利用して北陸方面に出かけようと考えた人が多かったようだ。

舟木一夫の曲に飽きたので、ラジオを入れる。周波数666でNHKラジオ第一放送を聞くことになった。ニュースでは各地で高速道路の渋滞の始まりを告げていた。渋滞が本格的にならないうちに目的地に到着できればと願った。大山崎の渋滞の原因は、大山崎の近くで車両火災がおこり、一車線になったのが理由のようだ。車両火災はどのようにして発生したのか、ラジオは詳細は語らなかった。

黒丸のインターでトイレ休憩をする。妹からメールが入っている。連休は、娘二人とカリフォルニアのDisneyland へ行くそうだ。羨ましい。「楽しんでおいで」と返信をする。

短い休憩のあと再度出発、ラジオを聴き続ける。『わがままホリデー』という番組始まった。初めて聴く番組だ。司会者は残間里江子であった。この人は山口百恵の『蒼い時』のゴーストライターとして有名な人だ。山口百恵の名前があったのだが、本をベストセラーにしたのは、この人の筆力がなみなみならぬものであることを示している。

残間里江子の話は面白い。あとで調べたら彼女にはブログがあった。何と私と同じ歳だ。そして、岩波新書から『閉じる時』という本を出していることも知った。いまだに現役で大活躍で、交友も広くて、お金も持っている、典型的な勝ち組人生である。

彼女の番組を聴きながら退屈せずに京都南のインターまで運転できた。岐阜のアパートでは夜は退屈するので、ラジオを聴いて夜を過ごすのもいいかなと思っている。(岐阜のアパートにはテレビはない。受信料節約のためだ)

京都南のインターを8時18分頃に降りる。高速代は2,410円である。今日は朝早く出発したので比較的に短時間で岐阜から京都に移動することができた。合計2時間38分である。でも、やはり高速道路の運転は疲れる。

photo credit: Autopista via photopin (license)

photo credit: Autopista via photopin (license)

 

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