運転免許の更新を受ける。

2016-09-23

今日は運転免許証の更新を受けるために、自動車運転免許試験場に出かけた。案内の葉書を読むと、今回は自分は「運転優良者」となるので、更新の手数料などが若干安くなるようである。また、講習の時間も30分だけとかなり短くなった。いままでは速度違反などで「運転優良者」にはなれなかったのだが、このところは違反もなくて、よかった。

葉書を読んで発見したことは、更新手続きだが、土曜日はできないようだ。つまり、土曜日は職員の人たち全員が休める日だ。更新の受付時間は8:30-9:30 か1:00-2:00 という合計で2時間のうちに受付を済ます必要がある。

私は9時頃に試験場に到着した。平日、金曜日なので、さほど混んでないと思ったが、結構人がいる。日曜日などになるとどれだけ多くの人が来るのだろうか。

まず、受付に並んで(1)現在の運転免許証、(2)更新連絡書、(3)手数料・3000円を提出する。すると、いくつかの書類を渡されて、よこの受付に並ぶように言われる。そこの受付では、西京交通安全協会に入るように勧誘される。1,500円だそうだ。交通安全協会に入るのは義務ではないのだが、自分は断ることができにくい性格で、受付で困ったような顔をした。すると1,000円でいいとも言う。それならば、協会に入ることにした。「会員之証」なるものをもらう。

ネットで調べると、現在は65%ぐらいの人は安全協会には加入しないそうだ。自分の次の更新は5年後だが、免許証を返上する可能性もあるので、安全協会への支払いは今回が最後になるかもしれない。

視力検査をして、その後に30分ほどの講習を受ける。講習する人は警察を退職した人がされた方であろうか。ぽつりぽつりと話をされる。自分はノートを取って話を聞いていたが、興味深いのは、京都府の昨年の交通事故の死者は87名で、そのうち44名が高齢者だそうだ。無理な横断とか、夜間歩行、自宅から200メートル以内での事故が目立つという。

交通事故死の定義とは事故が起こってから24時間以内になくなった場合だそうだ。2日後になくなった場合は、交通事故死の定義には入らないそうだ。京都府の事故の最大であったのは、昭和47年であったそうだが、バイクのヘルメットの義務化、シートベルトの義務化などで、事故死の数は減ってきたそうだ。

夜間のライトだが、上に上げておく、つまりハイビームにすると歩行者との事故を減らすことができるそうだ。対向車がくるとまぶしいのだが、対向車が来ないときは、原則として、ハイビームにしておくといいそうだ。

あと、面白いのは、夜間、昼間だが、「やかん」「ちゅうかん」という風に発音することだ。警察の世界では、昼間は「ちゅうかん」と発音するのか。なるほど、一つ勉強になった。

さて、自分の免許証だが、5年後はどうするか。田舎に住む限りはやはり必要か。迷う次第だ。

更新の案内

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2 Comments

神戸のI

わたしは最近の更新では、安全協会は入ってないですね。
以前は入会が義務のように扱われていましたが、今は入会窓口も別になったりして、
断りやすくなったように思います。
そもそも安全協会といっても、ほぼ警察官OBのための組織で、会費の2割程度しか安全対策等にしか費やされず、残りは彼らの給与だということを「報道特集」で観たことがあります。
そうそう、私の車はハイビームにしていても、対向車が来たり前方に車があったりしたら、自動で通常のライトに変わるみたいです。今の車は3年近く乗っているのですが、最近初めて気づきました(笑)

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kanazawa

I君へ  安全協会は窓口が正規の受付の窓口の横にあるので、義務かと思って迷いますね。とにかく、会費の納入は必要ないとのこと、分かりました。次回の時は、断ろうと思います。それから、I君の車はハイビームで、対向車が来ると自動的に切り替わるのですか。さすが、高級車は違いますね。私はトヨタのカローラ・ランクスという安い車をもう10年以上も乗り回しています。

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