昨日は授業補助と試験監督をした。


昨日は、朝から忙しかった。朝はある先生の授業の授業補助をした。そして、午後はその授業の試験監督をした。授業は本部で授業を行う。その授業をテレビ回線で中継する。私の担当する会場ではその授業の様子が大きなスクリーンに大写しになり、受講生はそのスクリーンを見ながら受講する。

私の担当は、受講生からの何か質問を受け付けたり紙を配布したりという補助作業であった。実際に授業するのではないから、気持ちは楽だったが、それでも一日中座っているのはきつかった。朝の8時ごろから5時半頃まで、途中の一時間の昼休み休憩を除いて、8時間以上の拘束時間であり疲れた。

でも、まあ、仕事があるだけいいではないかとも思う。お陰様でボケ防止に役立っているし、労働の手当てもいただけるのである。

授業を聞いていて面白いと思う点もいくつかあった。岐阜の白川郷は、谷に住居があるそうだ。谷に沿って風が吹くので、屋根が風に逆らわないように家が建てられている。民家は全て同じ方向に並んでいるそうだ。ふーん、なるほど。

それから、鵜飼の話を聞いた。鵜匠は世襲制だそうだ。長良川の鵜匠は男だけがその地位につけるのであり、宮内庁に所属している。皇室に代々鮎を献上する仕事だとのことだ。しかしながら、将来、鵜匠の家に女性しか生まれなかったらどうするか、その時は、女性が鵜匠になることは認められるのではないかとの講師の方の説明であった。

事実、長良川の鵜匠さん以外はすでに女性の鵜匠さんを認めている。長良川の鵜匠は宮内庁と関係があるので、もっとも権威があるので一番保守的であるようだ。

講師の方の話を聞いて色々と知識が増えた点は良かった。ところで、明日は私が講師になって、今度は話をする。3コマが私の担当だ。大丈夫かな、この私、どうか体が順調でありますように。

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