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石川県に戻った。土曜日に岐阜県から石川県に高速道路を使って移動した。岐阜県は快晴であったが、白川郷のあたりで雪が降ってきた。このあたりは豪雪地帯と昔から有名な場所だ。そして、石川県に入るとまた快晴であった。
久しぶりに石川県に戻る。ところが困ったことが起こった。自分は血圧の薬を岐阜県のアパートに忘れてきたのだ。血圧の薬がないと困るので、月曜日(今日)に近くの病院に行った。カデュエットという血圧の薬をほしいとお願いしたら、看護師さんは、正確な名前が必要とのことで、岐阜県の自分の通いの病院に電話で問い合わせて、薬の名前と種類を調べてくれた。
さて、ここで血圧を測ると147でありかなり高い。医者はぎりぎりセーフですかね、と言っていたが、本当はセーフではないだろうな。寒いと血圧が高くなるのか、今日は高めに数字が出た。いずれにしても自分には、血圧の薬は常に持ち歩かなければならない必須のアイテムになってしまった。
すべてが終了して、会計で1,100円ほどだ。現金で払う。そして処方箋を持って薬局に行って血圧の薬をもらう。さらに、コレステロールと中性脂肪の薬ももらう。それらは、10日分、合計1,400円だ。薬が入手できて、よかった。
ところで、病院は風邪の病原菌の溜まり場のようだ。風邪を引いた人が咳をしたりしている。たくさんのビールスが飛び回っている。医者や看護師さんは仕事柄大変だと思う。うがいとか手洗いをきちんとしているのだろうと思うが、病人を朝から晩まで診ていたら、病原菌をもらったりもすることがあろうと推測する。
病院の待合室で、待っている間だが、正岡子規の随筆『仰臥漫録』を読んでいる。壮絶だ。肺病で苦しんだ正岡子規の晩年の闘病記だ。読んでいると苦しくなってくる。病院の待合室で読むのはもっと楽しい本を読むべきだ。ところどころ、子規が食べたものが記されている。子規は奈良漬けが好きだったのだ。奈良漬けか、美味しそうだな。今度食べてみるか。
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