○
最近、中学生が一人でアメリカ大陸を横断しようとして話題になっている。その度胸には驚く。少年は英語も片言のようだ。持参するお金も10万円ほど、中学生なのでクレジットカードは持っていない。人々から恵んでもらって移動するのだ。無理かなと思うが、でもそんな不利な条件にも関わらず、中学生が横断を決断した。(親御さんは、よく許可を出したなと思う)
その中学生はtwitter に投稿している。以下にそのtwitter を貼り付ける。読んでいて感心するが、コメントには心配する大人たちのコメントが長々と続く。
本人は、後日アカウントを削除するかもしれないが、しばらくはその内容を見ることができる。そのアカウントをご覧あれ。
中坊レイ、ついに
アメリカ横断🇺🇸に出発します🔥🔥🔥
【中学生がアメリカ横断】を達成して
同世代に限らず、たくさんの人に勇気や夢を与えたい‼️
そんな旅にする😆
そして全力で楽しんでくる🤩
衝撃の企画⬇️⬇️⬇️
1000RTで#裸足でアメリカ横断
します🥶www#中坊レイのアメリカ横断 pic.twitter.com/9xsZnOQ6I5— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月4日
ネットで調べると、この中学生は途中で警察官から保護されて日本に帰ることになったという話だ。
ヒッチハイクでアメリカを中学生が横断しようとすることは勇ましいが、やはり無謀だ。少年の行動力には感嘆するが、誰もが真似できるわけではない。
自分は若い頃、サンフランシスコからニューヨークまでバスで移動したことがあった。アメリカは広い。まず、サンフランシスコからロンアンジェルスまでが長い。自分の感覚では金沢から富山ぐらいまでと思っていたが、とんだ勘違いだった。アメリカは広い。643キロだ。東京から岡山ぐらいの距離もある。
金沢から富山まで車で一般道を運転すると必ずどこかで民家が見える。何かあれば、車を止めて、そこに救いを求めることが可能だ。高速道路を運転する場合でも、車が立ち往生してもなんとかなる。
アメリカでは、人家が見えない道路が長々と続く。無人の地だ。こんなところ、車で移動して故障したら、途方にくれる。ヒッチハイクで、途中で犯罪に巻き込まれても無人の地なので、すぐには助けを求めることも難しい。
とにかく、この少年、アメリカで警察官に保護されて日本に帰ることになった由、良かったと思う。その度胸、気力を日本の学校で、勉強やスポーツで発揮してくれればと思う。
コメントを残す