次男がアパートを立会人に見せて完全に引き渡す。

次男から電話が昨日あった。29日がアパートを引き渡す日である。2時ごろに立会人の人が来て、アパートの部屋が壊れていないか調べたそうだ。「特に破損箇所はないようなので、補修費を請求することはないでしょう」と立会人は言ったそうだ。とにかく、無事に引き渡すことができた。

次男のアパートは大阪市内にあるにしては安い。ボロいアパートであるので、敷金なしで借りられた。敷金がなしということは退出時には一銭も戻ってこないことを意味する。普通は敷金から補修費を差し引いて返金されるが、敷金がゼロであるから、補修費を請求されたら、新たに支払う必要がある。しかし、支払う必要はないということは、よかったということだ。

次男はその日は友人の誰かの下宿に泊めてもらう予定だそうだ。泊めてもらえない場合は、マクドナルドで夜を過ごすという。そして、今日から寮に入り、研修がスタートする。4月1日からは正式に働き始めるのだ。

私は、ようやく子育てが終わったという実感がする。子育ての実際の仕事は家内が担当で、私の担当は金銭的な心配をすることであった。長男も次男も現役で国立大学に合格してので、授業料の支払いに関してはかなり楽であった。それでも、二人とも大学に在籍していた時は年に104万円を授業料として支払っていた。それ以外に下宿の仕送り、教科書代、留学の費用、合宿の費用とたくさんの金銭援助をした。老後の貯蓄などできるわけがなかった。

自分は最近、医療用の英文テキストの執筆者の一人として参加している。原案となる英文を書いてネイティブの人に見てもらい、それを編集者の先生に送った。だが、もう少し平易な英文にするようにと注文がついて戻ってきた。それで今は書き直しをしている。色々とあるだろうが、とりあえずゴールデンウイークまでには一段落つくと思われる。

あと、何年働けるか。何年ほど健康でいられるかとも関連する。物忘れが進行している。常に手帳を持参して、予定が入ったら書き込む。毎朝、手帳を開いて、その日の予定を確認して、モレの無いようにしている。大丈夫かな。

4月から新学期だが、何をするべきか、昨年の4月は何をしたのか、もう忘れている。そろそろ完全引退か。

Free-Photos / Pixabay

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