叔父さんが肺がんである。


昨日は石川県と岐阜県を往復した。石川にある実家の清掃と親戚の見舞いである。日帰りの予定なので、朝早く、6時ぐらいに岐阜県を出発した。朝飯を食べていなかったので、ひるがの高原のSAの食事をとった。ラーメンを注文した。ラーメンは簡素な味で良かった。値段は税込で600円だ。台湾ラーメンなどは甘ったるいが、このラーメンは甘さは抑えられていて、標準的な味だろう。

自分の欠点として、ラーメンの汁を最後まで飲んでしまうのだが、この日は自制して汁はほとんど飲まなかった。とにかく、腎臓を守らなければならない。

ラーメンが美味しい。

食堂はそんなに混んでいない。

それからさらに北上する。運転中は退屈なのでラジオを聴いていた。ラジオは色々な話をしてくれてためになる。さて、実家に到着する。叔父さんが人に頼んで草は刈っていてくれていた。実家の裏にゆく。もう竹がすごい。竹が実家を覆い尽くそうだ。

裏の窓に迫ってきている竹だ。

これらを全て切り倒さないといけないのだが、私に果たしてできるかな。父親が存命していた時は、こまめに竹を根絶やしにしていたが、遠地に住んでいる自分には時間的な余裕がない。窓を開けて空気の入れ替えを図る。

そのあとで、叔父さんの家に挨拶にゆく。叔父さんの店だが、叔母さんだけが居る。叔母さんが言うのは、叔父さんは昨日は病院で抗がん剤の治療を受けてきたので、体調が悪くて寝ていると言う。私はタイミングが悪い時に来たなと思ったが、とにかく、叔母さんが「ちょっと待っていて」と言ってくれたので、待っていた。

叔父さんがしばらくしてから現れた。かなり痩せた。そして頭の毛が半分ほど抜けてきている。抗がん剤の治療を連続すると全部の毛が抜けてしまうのだが、叔父さんの毛が半分は残っていることから判断すると、抗がん剤の治療を始めたばかりだろうと推察された。

世間話から話したが、互いに病気の話題は避けた。こちらからガンの具合はどうかなどは聞けない。もしも、叔父さんがポツリポツリ何か言ったら、それを聞くだけだ。

今までは、実家の草刈りは叔父さんにお願いしていたが、それは無理なようだ。他の親戚に草刈りをお願いしたら、その代金は6万円だと言う。年に一回か二回か。結構費用がかさむなと思う。これでは、来年からは、自分で草刈りをしようと思う。この前に、テレビで見ていたら、ショップジャパンで電動式の草刈り機の宣伝をしていた。これならば、自分でも使えるかのと思った。

草刈り機

オイルを入れて稼働させる本格的な草刈り機は立派すぎて、また怖いので自分には使えない。この充電式では手軽でなんとかなりそうだ。今年の草刈りはもうする必要はないだろう。秋になれば、草はもう伸びない。来年の4月を目安にしたい。来年からは草刈りは私の仕事だ。

さて、問題は実家は電気を切っていあることだ。また、通電するとして、1ヶ月いくらかかるのか。北陸電力基本料金で調べたら、10アンペアで247円とあった。そんなに少ない料金で大丈夫なのか?少なくとも、しばらくは電気は草刈りの充電だけだ。あるいは、清掃の時、掃除機をかける時ぐらいの予定だ。ある程度の期間は、本格的に人が住むことはないので、これでいいだろうと思う。

なお、水道は基本料金は753円である。水と電気が使えれば、人が住むことができる。ただ、我が家は家の外側に水道が1つついているので、外部の人が使うことができる。ある親戚の人から、隣人のMさんが以前、我が家の水道水を使って農機具を洗っていたことを教えてもらった。それを聞いて、水道を開けるのに慎重になった。

家のすぐ近くに川が流れているので、現在はそこからバケツで水を汲んで、玄関の掃除などをしているが、それでしばらくは大丈夫と思っている。とにかく、本格的に家の修理をするには、電気の再通電は絶対に必要である。

そんなことを考えながら、実家の作業が終わった後で、車を走らせる。海が綺麗なので、スマホで撮影する。早く、この美しい故郷に戻りたい。

向こうに能登大橋が見える。

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