国民宿舎能登小牧台に泊まる。


昨日は、石川県の実家に行く。沢山のゴミを片付けた。母親はいろいろな方から贈答品をもらっていて、それらが山積みになっていた。ベットシーツ、タオル、食器、鍋などである。また母親は通信販売で色々な商品を購入していた。それらが家に届いても、開封するだけの筋力がなくて、そのままにしてあるのも沢山あった。これらを捨てるのはもったいないので、できるだけ岐阜の方に持ってゆき、活用することにした。それらを車に積み込む。

それ以外には、特に父親の衣服などをゴミ袋に入れた。ごみ収集の車が来るのは月曜日の朝なので、それまでに袋に詰めた。大型の袋で16袋ぐらい、ごみ収集に出したのだ。でも、まだまだ衣服は残っている。

国民宿舎小牧台

一段落ついたので、その日は国民宿舎に泊まることにした。国民宿舎能登小牧台というところだ。入り口は派手な感じだ。でも周りは静かな所だ。部屋に入ると、海の景色が素晴らしい。

私はまず大浴場にゆく。浴衣でのんびりと一階にある大浴場にゆく。入ってすぐ右は女性用で、左奥は、男性用だ。私が入ると、ちょうど一人の男性が出てゆくところで、それ以後は私が全く独占的に使うことができた。

大浴場からも七尾湾の海が見える。静かなのんびりとした海だ。大伴家持がこの辺りを船で航海したという記録が残っている。

全てが初夏の緑に包まれている。露天風呂があるので、そちらにも行く。外に出るとひんやりとする。大浴場では、自分の血管が末端まで広がって血の巡りが良くなる気がする。

部屋に戻る。6時から食事なので、家内と一階の食堂に行く。我らの席は窓際だ。七尾湾の海がよく見える。周りは我々のような老夫婦ばかりだ。久しぶりに冷酒を飲むことにする。「ほまれ」を注文する。何やかんやで、結局3本も注文した。「おつかれさま」と言って、互いに御猪口に冷酒を注ぐ。美味しい。酒が五臓六腑に染み渡るのだ。

食事も老人向けになっているのがよい。ご飯もお椀に半分ほどしか盛ってない。量よりも種類を増やすという方針で食事が構成されている。確かに、漬物が少々ずつ、でも種類は豊富だ。トマトが良かった。自分はイオンの真っ赤で甘いトマトに慣れていたが、ここのトマトは、昔風のやや黄色い色で、すっばい味だ。明らかに地元の農家で作成したトマトだと分かる。

自分の親や祖父母たちがこんなトマトを栽培していたな、と思い出す。漬物もほとんどが地元で使ったようなので、味が派手でなくて、それがよい。

チェックアウトだが、思ったよりも安い。2万円ぐらいだ。豪勢な大浴場、オーシャンビューの客室、夕食と朝食事がつく。さらに日本酒3本、追加注文で唐揚げセットと漬物詰め合わせをお願いしたのだ。これで2万円だ。コストパフォーマンスがとてもよい。

支払いは現金払いに限ると事前調査のネットに書かれていたが、カードの支払いが大丈夫とのこと。よかった。これで実際の支払いは一ヶ月ほどあとでよいのだ。

今日の朝6月4日は再び実家に行って片付けをする。まだまだゴミがある。テレビが邪魔なので、蔵に運ぶ。いつの日には業者に引き取ってもらおう。費用はかかるが。

さて、ゴミ袋を収集場まで運ぶ。汗をかく。今日は本当は職場で仕事があるのだが、お休みにしてもらい、石川県で実家の片付けをしている。かなりの片付けができてよかった。

お昼前には石川を出発して、岐阜に向かう。途中の城端のサービスエリアで休む、そのあとは一直線に岐阜に戻った。さて、明日からまた仕事だ。沢山の仕事が待っている。

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