岐阜から石川県まで2時間50分だ。


この週末は金沢郊外の自宅に戻っていた。金曜日の午後に岐阜を出発した。東海北陸自動車道を使ってだが、岐阜のアパートから自宅までの所要時間は2時間半ぐらいと思っていた。だが、念のために時計で測ってみた。すると、休憩時間をも入れて、3時間10分であった。途中のPA ひるがの高原で20分ほど休みを取ったので、もしも、休みなしで走れば、2時間50分ほどになる。

若い人ならば、休みなしで走れる距離だろうが、自分は少なくとも一回は休憩を入れている。自分の体力を知った上でのドライブだ。

土曜日はたくさんの不要な衣服を始末した。父親からの遺品の衣服も処分した。父親は町役場の管理職の仕事をしていたので、背広やコートなどは高価なものが多い。それらを譲り受けたのだ。今の私の仕事は、あまり形式張らない仕事なので、これほど高価なスーツは必要ない。また、昔の石川県は雪も深くて寒かったので、父のコートなどは重たくて肩が痛くなる。そんなことで、かなりの服を捨てた。最近はやりの言葉だが、断捨離を行ったのだ。

家内は、主に子供達が小さかった頃の服を捨てた。幼稚園や小学校の頃の服も出てきて懐かしい。子供が小学生の頃、家族で何回かドライブしたことも思い出した。

それらをまとめて袋に詰めると、ゴミの大袋で12袋ほどになった。さらには、布団などの大きなゴミは、土曜日は近くの処理場に持ち込んだのだ。何やかんやで、かなりスッキリした。これらのゴミは親戚の人にお願いして、数回に分けて、ゴミ集めの日に出してもらうことにした。

能登半島の実家にも行ってちょっと片付けをした。草も生えてきた。家の周りに竹が増えてきた。草刈り機を購入して自分で始末すべきとも考える。だが、慣れていないので、大怪我をしそうで怖い。やはり、シルバー人材センターにお願いした方が合理的とも考える。

自分としては、金曜日に自宅に帰り、日曜日の夜に岐阜県に帰る。平日は岐阜で働くというパターンにしたいので、家内と相談する。家内は毎週移動する生活は無駄が多いし、老夫婦には疲れが溜まりやすいともいう。さらに、冬になると大雪が降るので、高速道路を使っての移動は難しくなるとも言う。

私としては、自宅と実家が次第に朽ちてくるのを見るのが辛い。毎週、訪ねれば、例えば、窓ガラスが割れたとしてもすぐに発見して対応が可能だ。でも、数ヶ月に一回の訪問では、割れた窓ガラスから雨が入り込んでも気づかないことが多い。

色々と愚考する。どうしたらいいのか、家の片付け、老後、仕事、お金、など様々な要素を考慮しなければならない。どうしたらいいのか。

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