岐阜にいながら自宅と実家を管理するには?


岐阜で働きながら、石川県にある自宅と実家を管理することはできるか。自分は最近そのことを考えている。それは可能だと思う。要は頻繁に帰って、どこか傷んでないか、こまめにチェックして補修していくことだ。

持ち主がほとんど住んでないとなるとおかしなことが起こる。実家には、柿、栗、クルミ、キウイなど庭に生えているが、秋になると近所の誰かが持って行ってしまう。だいたい、誰が持っていくのかは分かっているが、私は黙っている。もっとも、収穫もしないでただ腐らせてしまうのは勿体無いのであるので、近所の人が収穫してしまうことは合理的なことだと思うのだが。

実家は水道も止めてある。それは、納屋の外側に水道の蛇口がついている。私が水道を止める前は、その水道を利用して、農機具を洗う人がいた。多量の水を消費して、その水道代金が我が家に請求されてしまった。誰も住んでいなとそんなことも起こる。

ある時は、漏水があって、その月は7万ぐらいの請求書がきた。このように、人が住んでいない空き家の水道は止めないでいると不都合がおこる。

私が水を必要とする場合がある。例えば、土間を掃除して水で流したい場合だ。また、片付けをして手が汚れる時がある。川が家のすぐ横を流れているので、そこに行ってバケツで水を汲んだり、手を洗ったりする。

電気は止めてある。であるから、夕方以降は暗くて片付けの作業はできない。電気を再度通したら、家電品の多くはショートするのではと怖い。家電品のほとんどは処分してしまったが、天井の電球あたりは古くて火花が散るかもしれない。調べる必要があるだろう。

草むしりは年に2回は必要だろう。親戚の人が手配して草刈りをしてもらっているが、いつまでももというわけにはいかない。その親戚の人は最近ガンだと診断されたそうだ。頼りになる親戚の人も減り、自分が乗り出さなければならない。

ただ、実家はコミュニティ自体が徐々に崩壊しているのは事実だ。実家は子供達は住まないだろうな。廃屋になりつつあるのだ。でも、自分の代は何とか持ちこたえさせたいと思う。でも虚しい努力だと思うこともあるが。

それに田舎の実家は別荘地や何かあった時の避難場所、あるいは倉庫として使えると思う。

そんなことを色々と考えると、頻繁に石川県に行かなければならないと思う。月に2回は行けないかな。岐阜から自宅までは3時間弱、実家までは3時間半ぐらいだ。高速代代金とガソリン代がかかる。でも、一往復で7千円ぐらいで済むと思う。

子供が大学を卒業したので、これからは自宅と実家を、どう持ちこたえてゆくか考えてみたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください