市役所から嫌な手紙が来る。


市役所から嫌な手紙が来た。市民税・県民税の納税通知書である。(なお、市民税と県民税の両方をまとめて住民税という。)

とりあえず、85,300円を払えという。10月以降も同じぐらいの金額を払えとのことだ。現在は勤務先からも住民税を引かれている。さらに加えて、この老人から合計で17万円ほどの住民税を払えと言うのだ。

年金から、税金を引くとはおかしな制度ではないか。流石に所得税は引かれないが、住民税を引くとは納得がいかない。

あと、困るのはもうじき介護保険の通知書が来ることだ。昨年の記録を調べてみたが見つからない。えーと、たしか、合計で12万円ほどの金額だったと思う。

まだ、固定資産税の支払いも済んでいないのに、このように税金で追い打ちをかけられる。

昨年はどうしたか。昨年はまだ貯金があった。それに上手いタイミングで出版社からの印税が入ったりして、何とか乗り越えられた。

先日はボーナスが入ったので、これは温存しておきたい。これらの税金の支払いはできるだけ遅らせたい。延滞金は14.6%である。もしも楽天カードのキャッシングを利用して支払った場合は、金利は18.0%である。つまり、延滞金を支払ってもいいから、税金の支払いを遅らせた方が、キャッシングですぐに支払うよりも金利が安いのだ。

自分の計画は、10月ごろには出版社からの印税が入り始めるだろう。毎年、減っているが、ある程度の金額は入るだろう。それを一部当てよう。残りは、冬のボーナスで精算してみたい。つまり、夏のボーナスは使わないのだ。

自分には今は、3つの苦しみがある。1つ目は車のローンの支払いだ。昨年末に新車を買ってしまった。2つ目は子供の教育ローンの返済だ。そして3つ目はこれらの税金の支払いだ。

車のローンはまだ5年ほど続く。教育ローンはもうじき終わる。税金は一生続く。

副業をしなければと思う。何か文章を書くことで収入を得られたにか考えている。アカデミック関係の本はお金にならない。やはり、娯楽関係の本だ。軽い小説でも書けないか。

昨日は久しぶりに徒歩で職場に行った。ゆっくりと歩いていったのだ。楽しみと言ったら、田んぼのオタマジャクシを眺めることだ。一生懸命に生きている姿を見ると慰められる。時々は、カラスが来て田んぼを突っついている。おそらくオタマジャクシを狙っているのだろう。

田んぼでも全くオタマジャクシがいない田んぼがある。これはカエルが全滅したからであろう。田んぼによって、大きなオタマジャクシがいる田んぼ、まだオタマジャクシが小さい田んぼと様々だ。

水が乾いてオタマジャクシが密集しているところもある。こんなところをカラスに襲われたら大変だと思う。無事に生き延びてくれ。

自分はオタマジャクシみたいなものだ。狭い水たまりに密集している。そして、市役所から税務課というカラスが襲いかかる。自分は生き残れるか。

Huskyherz / Pixabay

 

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