支援学級にいる親戚の子ども


週末に石川県に戻っていた。親戚の人を石川県に案内するのだ。親戚の人はしばらく3週間ぐらい、石川に滞在するので、家内が面倒をみることになった。私は仕事があるので、岐阜に戻り、しばらく自炊生活をする。私は、このところ自炊の仕方を忘れていたが、昨日あたりから頑張っている。

今日は白ご飯、納豆、卵一個を入れたもやし炒めの3種だけであった。これで十分だ。昼飯はバナナ2個とホップコーンだった。家内は食費を私に一銭も置いて行かなかったので、私のこづかいで3週間をやりくりする。何とか一日千円で抑えたい。これは朝、昼、晩の全てを含んでいる。

さて、帰郷していた時に、ある親戚の女の子とお話をした。その子は今中学生で支援学級に通っている。詳しい話はできないが、知的障害というわけではなくて、ちょっとずれているところがある。中学生として十分に立派な文章を書くし、スマホを使いこなしている。確かに、学校の成績はよくない。しかし、支援学級に入る必要はないと私個人は思っている。

その子が言うには、支援学級にはいたくない、変な子どもばかりだ、普通学級に戻りたいと言う。そのように先生に訴えたいと考えているそうだ。

その子は知的な障害はないのだが、コミュニケーションの取り方がやはり変なところがある。みんなと一緒に写真を撮っても笑顔はない。女の子らしく、愛嬌を取ると言うこともない。ただ、中学生になったので、母親の化粧品を借りては、口紅を塗ったりしている。可愛くなりたい、とは言ったりする。

極端に人見知りだ。知らない人と挨拶もできない。そんなことを考えると、普通学級でも孤立してしまい、いじめの対象になるかもしれない。そうすると、やはり、支援学級がいいのかもしれない。

その子はコミュニケーション障害なのだ。だが、それは次第に治っていくのではとも思う。いや、小学生の頃はもう少し、コミュニケーションの取り方は上手だったかもしれない。年とともに、他人との交流ができなくなりつつあるな。その子は何か心に闇を抱えているのかもしれない。

学校の先生方も色々なことを考えたのだろう。先生方が支援学級に入れておくのが一番無難だと考えるのも分かる気もする。

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