金欠病から生じる憂鬱感


今日は朝から雨模様だ。中部地方も梅雨入りのようだ。そのせいか、窓を開けて網戸にするとヒヤリとして心地よい。

昨日、市民講座を主催する同僚の方から、12月の市民講座の講師を頼まれた。昨年まで担当していた先生が多忙とのことで、今年は固辞されたので、私がピンチヒッターとして登場することになった。

内容は簡単で面白いものという依頼だが、どうしようか。岐阜の郷土色を出して、織田信長の健康とか食べ物の嗜好などを紹介してみようと思う。まだ、時間があるから資料集めをして、構想を練っていたい。

ところで、押し寄せる税金の通知書のことを考えていた。昔、現役の頃は、税金や社会保険料は天引きされていたので、さほど意識していなかった。でも、今は、通知書を見て頭を抱えてしまう。

「上手に、この苦境を乗り越えるのだ」と自分自身に言い聞かせる。12月までなんとかもちこたえるのだ。6月にボーナスをもらって一息ついだ。ここで、正直に税金を払っているとたちまち貯金ゼロになってしまう。

税金類は12月のボーナスで精算するのだ。12月までには財政的に好転する可能性がある。10月ごろには、印税が振り込まれる。昔と比べるとかなり減ったが、それでも3社ほどの出版社から10万円弱ほどの印税が入る予定だ。

12月始めには、昔、民間会社に働いていたので、その企業年金が入る予定だ。金額は少ないが、それでも助かる。12月にはボーナスがあるし、年末調整でも若干戻ってくるだろう。

つまり、今年の12月まで我慢すれば、金銭的には何とかなるだろう。そのためには、税金の請求書のたぐいは机の引き出しにしまって、しばらく見ないことだ。忘れるのだ。

金欠病への悩みは常に自分の頭の中に取り憑いている。でも、来年の1月には少し笑いが戻りそうだ。

 

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