皿には皿で


数日前に、面白い夢を見た。皿を持っている人がいて、隣の人と喧嘩をしている。隣の人も皿を持っている。皿を武器にして、互いに戦っているのだ。皿には皿で、という風に戦っている。

浅い夢だったので、自分は夢を見ているなと意識していた。なぜ、皿と皿とで争うのか。多分、「血を血で洗う」とか「血には血でお返しする」という表現があるので、そこから自分は類推したのだろう、と夢の中でも考えていた。

目が覚めてから、「血で血を」を「皿で皿を」という風に解釈したのだと思っておかしくなった。漢字が似ているので、「血」を「皿」と類推して、こんな夢を見たのだ。何がきっかけで、こんな夢を見たのか分からない。まあ、いいや、そんなことは。

『皿には皿で』というタイトルで小説を書けないかな。二人の男がいる。互いに皿を持っている。皿を武器にして勝ちを争うのだ。皿はセラミックに限る。ステンレス製の皿は反則だ。皿をぶつけて、割れた方の皿を持っている方が負けだ。

どうすれば、勝つのか。こちらの皿の先端の硬い部分を、相手の皿の平らな所にぶつけると、相手の皿だけ割れるかな、と考えたりした。これは、皿(さら)を持って勝ち(かち)を争うから、「さらかち合戦」と名付けるといいかな。猿カニ合戦みたいだな。

2つの皿をどの角度でぶっつけると、相手の皿だけ割れるのか。どのような角度だと可能なのか。台所の皿で実験してみたい気もするが、家内に見つかったら怒られるだろうな。

Free-Photos / Pixabay

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