列車で京都から岐阜へ移動する。

2016-05-31

昨日は、午前中は非常勤先の学校でゼミ生の論文指導をした。ゼミ生が調べたことだが、広隆寺も松尾大社も帰化人が作ったそうである。その昔、朝鮮半島から移住してきた人々が、太秦の地に住み着いたので、歴史的には朝鮮半島と深い関係にある。ところが、広隆寺も松尾大社もハングルで書かれたパンフレットや案内板がない。歴史的な由来を宣伝することで、韓国からの観光客の数を増やすことができるだろうというゼミ生の指摘であった。

渡月橋・嵐山から苔寺・鈴虫寺へ行く途上に松尾大社がある。これらは比較的に近くにある。渡月橋・嵐山から苔寺・鈴虫寺へ行く道は狭くて、家々がごちょごちょして散歩しても楽しいものではない。ここへ行く道をもう少し整備すれば、両者間を散歩する外国人観光客が増えて、同時に中間にある、松尾大社も大きな恩恵をこうむるのではというような話をゼミ生とした。ゼミ生はそのような提案も現在執筆中の論文に書き加えている。

入り口の門、仁王像が見える。

広隆寺の門、仁王像が見える。


午後は列車を乗りついて岐阜のアパートに戻ることにした。11時58分の京都バスに乗れなかったので、阪急京都線と地下鉄線を乗り継いで京都駅に行く。切符を購入する。乗車券、京都と岐阜間は、1940円である。新幹線自由席は京都と米原間で980円である。合計は2920円である。12時59分発のこだまに乗り込む。ガラガラ、どこでも座れる感じである。米原までおよそ20分間乗車する。

13時20分ごろに米原到着する。13時30分発の大垣行きに乗り込む。自分は一番先頭の電車に乗り込む。そこに3名の中国人の家族連れが乗り込んでくる。お父さんらしき人が沢山駅名などの写真を撮っていた。私と同じく、記録魔のようだ。

14時11分に大垣を出発する。これまたすいている。駅は保見(ほづみ)、西岐阜とすぐに岐阜駅に到着した。保見という名前で気づいたが、この近くに日系ブラジル人が沢山住む保見団地があるのか。むかし、言語調査に二回ほど訪問したことがあったが、ここだったかと思いネットで調べると、「保見団地(ほみだんち)は、愛知県豊田市保見ヶ丘にある大型団地である」とあった。日系ブラジル人の住む団地は豊田市のことのようである。

14時25分ごろに岐阜駅に到着する。バス停に行ったが、自分のアパートの近くのバス停に行くバスは14時27分発で、すでに出発していた。次は14時32分でこれは高富行きである。自分のアパートは高富のバス停からかなり歩くのだが、仕方がない。高富のバス停到着だ(510円)だ。そこから、しばらく歩く。

アパートに到着すると、さすがに疲れてしばし横になっていた。岐阜で働くようになってから2ヶ月が経過した。少しずつ新しい生活にも慣れてきたが、まだ分からない点もある。細かく点なども記録して、速くなれるようにしたい。

 

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