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今日は6月1日だ。暦の上でも夏になる。今年は早い梅雨入りであったが、今日は雨も止み、ひんやりとして、気持ちがいい朝だ。
コロナもようやく落ち着く気配が見えてきて、これならばオリンピックはありそうだな。1964年の東京オリンピックは国中が大歓迎した。私は中学2年生であった。学校全体でマラソンの応援をすることになった。道路ぎわで応援をしていて、アベべが疾走するのを、この目で見た。あと、父親に連れられてサッカーの試合を見に行った。試合したチームの国籍は覚えていない。サッカーのルールも知らないので、試合は分からなかったが、巨大なサッカー場での群衆の姿がまだ目に浮かぶ。
60年ほど前の話だ。そうそう、その頃に、ミロのビーナスが日本で公開された。家族で上野の西洋美術館？だったかに、見に行った。長い群衆の列があって、人々は文句も言わずに何時間も並んでいた。３、４時間ほど並んだ後に、5分ほどミロのビーナスを見ることができた。自分は中学生であったが、こんな白い大理石を見るために、長時間並んだのかと思うと馬鹿馬鹿しいと思った。
のちになってパリのルーブル博物館に行く機会があって、ミロのビーナス像を見てきた。その時は、並んでいる人は少なくて、私はゆっくりとビーナス像を見ることができた。感想は？何故こんな像が世間にもてはやされるのかはよく分からないだ。とにかく、自分は「行列ができる〜」という類のものは苦手で近寄らないようにしている。
コロナの接種の予約券が送られてきた。自分は高齢者なので、予約すれば、比較的に早い時期に接種が受けられそうだ。でも、副作用があるという話も聞く。自分はもう少し模様眺めで行こうと思う。
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