ある出版社から85円の入金があった。

いまから、25年ほど前に、ある本を作成するチームに加わって、その一部を執筆したときがあった。出版された年は稿料として1万円ほどの振り込みがあった。その後は段々と売れる冊数が減って、振込額も減っていった。そして、昨年は160円とか、ごくわずかの金額が振り込みとなった。そして、今年は85円の振り込みであった。この金額ならば、振込手数料の方が大きくなるので、手間暇もかかるだろうから、振り込みは不要だと連絡をしたいが、出版社の担当者も退社したようで、もう連絡もつかない。とにかく、受け取った。それにしても、律儀な出版社である。

何やかんやで今年は、この律儀な出版社も含めると、5つの出版社から振り込みをしてもらった。毎年、振り込まれる総額は減ってゆくのだが、それでも有り難い。若い頃に苦労して本を出版したのが、それからかなりの年月が経過していても振り込みをいただける。感謝の一言である。

85円だと何が買えるのか?菓子パンの古いもので3割引ぐらいになったものならば、買えそうだ。今日は菓子パンを買って帰るかな。

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