木曜日から日曜日にかけて学園祭があった。けっこうな人の出であり、賑やかな雰囲気があった。学園祭の時は、幸いにも雨は降らなかった。ただ、最後の日曜日だけだが、午前中に少しだけ雨が降った。でもお昼頃から天候は回復して、すずしくもあって、よかった。
日曜日は卒業生が一人訪ねてくれた。5年ほど前の卒業生だ。彼女は結婚して一人子どもがいる。今年も家族で訪問してくれたが、子どもは乳母車にいるので、旦那さんはその番ということで、下の校庭で休んでいた。彼女だけが階段を上って私の研究室に来てくれた。実は、彼女は今お腹の中に二人目の子どもがいるとのことだ。職場は育休と産休をとって、しばらくは復帰できないとのことである。女性の場合は、出産でキャリアが一時的にストップしがちだが、彼女が働いている会社は、その点である程度理解があるようだ。彼女の培ってきたキャリアをこれからも生かしてほしいと考える。
20代の時期に二人の子どもを産んでおくと、中年後の生活設計が楽になる。子どもが大学に行くような時期でも、親は働き盛りであり、十分に学費などは余裕で払えるのだ。私の場合は、それができなくて、退職の前後にお金が必要となった。親戚からの借金で子どもの学費を払ったのだ、その返済も昨年に終わり、今は少々楽である。
卒業生と話しを聞くと、彼女を同期の女性達の多くはすでに結婚しているそうだ。30代の前に結婚したようだ。この女性達が楽になるのは、30代の後半からかな。子どもたちが中学生になると、あとは放置していても一人で育つ。親の介護などが始まるのは、50歳ぐらいからかな。であるので、それまでの時間は自分だけの時間として楽しんでほしいものだ。
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