土曜日は研修旅行であった。学生を連れて比叡山の延暦寺まで日帰りで行ってきた。自分は京都に住んでいた頃に1、2回ほど訪問したことがあった。天気予報では雨がちとのことだったが、実際の天気は晴れ時々曇りでまあまあであった。
京都東のインターで降りて、まず坂本の街にゆく。ここを最初の訪問地であった。この街は坂があり、上り下りはきつかった。歴史的にはどんな役割を果たしていたのか、不勉強でよく分からなかった。
次に、比叡山にゆく。バスの中で国語の先生が比叡山と源氏物語について解説してくれた。浮舟が薫と匂宮の二人の男に求愛されて、どちらの愛も受け入れられないと自殺を試みるが、横川の僧都に救われて出家したという。それがこの辺りだとのことだ。そして、方向で東北は昔から鬼門であり、京都の街を守るために、東北の方角にある比叡山に延暦寺が建てられたのことだ。などど色々と勉強になった。
さて、延暦寺だが、まず延暦寺会館で昼飯を食べる。精進料理で肉や魚は使っていない。2200円である。それから根本中堂へそして、横川中堂に行く。もう、坂が多くて、疲れ果てる。横川中堂は外のベンチで腰掛けて休む。学生たちが中を見学するのを私は待っていた。
ところで、源氏物語の横川の僧都はこの辺り横川に住んでいたのか?後で、調べてみよう。
比叡山は昔織田信長の焼き討ちをあったのである。そのことを今でも恨んでいるようだ。我々は岐阜から来たので、冷遇されるかな、と冗談を言っている同僚の方もいた。今年は焼き討ちから450年とのことで、記念行事などが計画されているようだ。
帰りの養老のサービスエリアで「五平餅」を食べた。300円で売っていた。味はまあまあであった。Netflixで見た『半分、青い』のドラマの中で「すずめ」の実家で作っていた五平餅を漫画家の秋風先生が絶賛する場面がある。その影響で食べたいと思っていたが、ちょうどいいチャンスだと思って食べた。まあまあ美味しかった。クルミを潰して入れてあるのが美味しさの秘訣と聞いたことがある。
7時ごろに我がアパートに到着した。体が痛い。坂道を上り下りしたので、筋肉痛になった。
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