歯がずきんずきんと痛む。

昨日あたりから、右の奥歯が、とくに下の奥歯が痛む。ずきんずきんと痛むのだ。ここは歯周病でよく腫れる。そして、毎回私に憂鬱さを与える。

人間なんて、勝手なものだ。自分の歯の痛みはとても耐えきれないと思う。他人からすると歯の痛みなんてと軽く言うかもしれない。ウクライナで人々が戦争をしている。生死を賭けた戦いだ。客観的に言うと、ウクライナの方がはるかに深刻だ。「人間は自分のことならどんな軽微なことでも我慢できないが、他人のことならどんな深刻なことでも我慢できる」という格言か何かを思いだした。

歯が痛い。この年齢になるとどうしようもないのか。人間は本来は70歳前ぐらいで寿命が尽きる生物だったのだ。でも、医学の発達、栄養の充実などで、寿命が無理矢理延ばされている。そこはやはり無理があるのだ。

私の亡き母も常に膝や腰の痛みを訴えていた。当時は、腰や膝の痛みがどれくらいか分からなかったが、今は何とか想像できるような年齢になった。あまり同情していなかったので、亡き母に申し訳ない気もする。

私だが、一本一本抜け落ちて、歯はもうじきすべてなくなり、差し歯に置き換わるのか。あと、5年ほどで、総入れ歯かな。総入れ歯とは本当にがっかりだ。完全に後期高齢者だ。

さて、今日は授業が一つと会議が一つある。両方とも、身が入らないかもしれない。

kreatikar / Pixabay

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