いつも不安な自分

2016-07-19

いつも自分は不安を抱えている。不安症というのか。その不安を押さえ込みながら生きていると言ったらいいのか。講演を2回ほど最近行った。しかし、自分のような浅はかな知識の持ち主が偉そうに講演をしていいのか、自分よりも深い知識を持った人間がいて、自分の発表を聞いて冷笑しているのではないか、などという不安をいつも感じてる。最近の講演でもつねにそんな感じを抱いていた。

昨日は高速道路を運転していた。このボロ車、いつか故障をするだろう。高速道路のど真ん中でストップしたらどうしよう。また、実際に事故が起こったら自分はどのように対応したらいいのか。とにかく、おろおろするばかりで、あるいは生死に関わる大怪我をしたら、自分は取り乱すだろうな、と心配したりする。

普段の日もそうだ。何か体調が悪いと癌ではないかという不安を抱いている。自分は60代という癌年齢である。自分よりも若い何人かの知人や親戚が癌でなくなっている。つねに癌になったらどうしようか、と怖れを抱いている。

心の中に不安が渦巻いているのだ。日常生活では、仮面を被り、なんとか格好をつけているのだが、眠りの世界に入ると、夢の中で、押さえ込んでいた不安や恐怖がどっと意識上に登ってくる。自分の夢は楽しい夢はほとんどないと以前、述べたが、これは、そのような自分の性格を反映しているからなのだろう。

しかし、長男は不思議と自分のこのような性格は引き継がなかったようだ。常に新しい物に関心があり、チャレンジ精神に満ちている。そして、自信過剰と思えるくらいに、自分に自信を持っている。

自分の嫌な性格を引き継がなくて長男は良かったと思う。次男は少し自分と似ている面がある。その点が心配なのだ。

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