電信柱と町の景観

2016-07-18

電信柱があると町の景観を損ねるだろう。京都の町を歩いていていつも電信柱と電線はどうにかならないものかと思っている。今日は自宅の周りを散歩したのだが、ふとたくさんの電線があることに再度気づく。散歩している時は、自分の視界から無意識のうちに消して景色を見ている。

しかし、写真を撮ると、そこにははっきりとたくさんの電線が映っている。普段歩いているときは見る物を取捨選択しているのだが、写真は公平に客観的にすべてを写し取る。

たくさんの電線

たくさんの電線

普段歩いてるときは、気づかなかったのだが、こんなにも電線がある。空は電線で覆われている。『パリの空の下』という自分のお気に入りのシャンソンがあるが、パリの町が電線で覆われていたら、『パリの空の下』にという名曲は生まれなかっただろう。

でも、この前テレビの「Youは何しに日本へ」という番組を見ていたら、イタリア人が日本で取ったお気に入りの写真を見せてくれた。それは町角の電信柱と電線だった。彼によれば、イタリアでは電線は地中にあって、地上にはない。それ故に、空に電線があるのはとても新鮮で高度な科学技術を象徴しているように感じる、とそのイタリア人の言葉だ。そんな風に感じるものか、自分はちょっと驚いた。

でも、自分は空はあくまでも空らしくて、邪魔者のない空が好きだ。フランスへまた行ってみたい。お金を貯めて、でも最近はテロのニュースがあり、怖いな、などと考えながら散歩する。散歩は大好きだ。連想がいろいろ飛んで勝手なことを考えられる。

ここで、『パリの空の下』のアコーディオン演奏の動画を貼り付けておく。演奏している人は自分と同じくらいの年格好で白髪のシニアだ。自分もアコーディオンを練習して、こんな風に弾いてみたい。

 

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