熱いおしぼり

2016-07-23

昨晩はめずらしく外でお酒を飲んだ。最近は自炊に慣れて、米を研ぎ、フライパンで野菜を炒める、そんな作業が楽にできるようになった。

昨日は根を詰めて仕事をしたので、金曜日でもあるので、酒を飲みたくなった。近くの居酒屋に行く。ここはいつも熱いおしぼりを出すのが特徴だ。熱い日に冷房のきいた居酒屋に入って、熱いおしぼりで顔を拭くのは快感だ。

ところで、その熱いおしぼりだが、今日の発見は、マスターは炊飯器の中からおしぼりを取り出したのだ。下にその写真を掲載するが、この炊飯器を常に保温にしておき、中にたくさんのおしぼりを入れておく。客が来ると、一つずつ取り出して渡すのだ。

炊飯器の中のおしぼり

炊飯器の中のおしぼり

生ビールを注文した。そして、ゆっくりと味わいながら飲む。日本酒は強いので、すぐにフラフラになるので、ビールを最近は好む。焼酎もいいのだが、今は暑い日が続くのでビールの季節だ。喉にビールを入れる、ひんやりとしたビールの味わいが五臓六腑に染み渡る。これが生きていることなのだ。

カウンターでは、3人ぐらいの老人(「老人」は差別語なので本当は「シニア」という表現がいいのだろう)が、都知事選の話をしている。小池百合子が当選するだろうとか、鳥越俊太郎は『週刊文春』に付け狙われてスキャンダルを暴き立てられて気の毒だ、とか語り合っていた。

自分は、このところ、世間一般への関心がなくなってきた。都知事選などどうでもいい。身の回りのこと、職場で与えられた仕事をこなすことで、精一杯である。今週は夜8時ぐらいまで研究室にいて、書類の作成に追われることが多かった。また、メールもかなりの量が来て、あとで読もうと思っているとすぐに溜まってしまう。いくつかのメールは、すぐにアクションを起こさなければならない内容で、弱ってしまう。

ところで、ある高校に電話をしたら、最近は高校の教員は夏休みは10日ほどの休暇だそうだ。私の頃は、40日間ほどの長期休暇を取れたのだが、今は厳しい時代になったようだ。

私も完全に引退したら365日が休暇である。同級生などは完全引退している人が多い。私のように、この歳になっても働いているのは少数派になってしまった。でも、まあ、まだ働く場所があることは感謝しなければならない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください