○
昨日は朝の8時頃に出発して石川県の実家にむかう。実家は、岐阜県から3時間半ほどの地域になる。往復で7時間ほどだが、何とか頑張って実家にむかうのだ。
途中で、例のごとく、7時頃に、ひるがの高原のサービスエリアに到着したので休む。寒い、温度は16度ぐらいだ。けっこう、観光バスが止まっている。
さて、さらに北にゆく。お腹がすいたので、城端のサービスエリアでパン一個だけ、ピーナッツパン(130円)を購入する。美味しい、空腹が収まる。
そして、いよいよ実家に到着だ。外から見た実家の姿は普通のようだ。窓ガラスもドアも破れてない。玄関を開ける。泥がたくさん残っていた。掃除をして、泥を掃き出す。それでもかなり残る。
縁側においた箱などが半分水をかぶったようだ。まだ水に濡れている。来月ぐらいには、乾いているだろうから、まとめてゴミとして、捨てようと思う。
納屋の前にはゴミが流れてきている。乾かないと始末もできない。ぬるぬるして滑りそうだ。
隣のUさんとお話をする。石川県は1月31日は大雨であった。その日の夜11時頃から、そばを流れる小川の橋の所に、流木が重なり水の流れをせき止めた。そのせき止めた所から、水がお触れて我が家や隣のUさんの家へと大水が押し寄せてきた。Uさんは幸いにして床下浸水で済んだが、我が家は少々床上浸水の箇所もあった。
我が家を丹念に見ると、基本的には床上浸水には至っていない。玄関先や戸の側は若干ぬれているが、他の人々のように畳が泥水でイッパイで生活ができないということはない。基本的には畳はやられていない。
庭先を見る。大水が通った後があり、ゴミが各地に散らばり、草が倒れている。
近所のIさんが自転車で来てくれた。水の流れをよくするために、納屋の前の草を刈ってくれるという。また裏の竹も切ってすっきりさせてくれるという。ありがたい。Iさんは、我が家の柿やクルミを収穫しているので、その御礼に草刈りのサービスを提供してくれているのだ。
あと、近所のGさんの話だと、このあたり、朝早くブルトーザーが来て、ゴミを払いのけてくれて、道をあかしてくれたそうだ。それは町内会の方でしてくれたようだ。今まで、実家の町内会費は払っていなかったのだが、こんな風に災害の時には、手助けをしてくれるので、今年の秋から、町内会費を支払おうかとも思っている。区長さんから時々は払ってくれとメモをもらうのだが、今まで逃げていたのだ。
とにかく、ぬれて困る物をいくつか二階に運ぶ。重たい。67歳の高齢者が重たい箱を運んで、フーフー言っているのだ。でも、数時間ほどの作業では十分ではない。
来年の3月で次男へ9万円の仕送りが不要となる。財政的に余裕がでるので、実家の電気と水道を復活させようかとも考えている。復活させると、電気と水道が使えるようになるので、実家に寝泊まりができるようになる。そうすると、時間をかけられるので、家の掃除や補修作業が劇的に進む。
さて、そんなことをした。そして、夕方は岐阜県に戻った。疲れた。今週は台風20号が来る。進路先を見てみると石川県を直撃だ。どうか、我が家には浸水しないでほしいと切に願うのだ。
コメントを残す