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昨日は能登半島へと日帰りをした。目的は実家の掃除と親戚の見舞いである。朝早く岐阜を出発する。気づいたことはいくつかある。
(1)東海北陸道はトラックが少ない。京都や大阪に行く時にトラックが多いのに気づく。つまり名神高速道路は物流の基軸であるが、東海北陸道は、自家用車が多くて、観光目的の人が多い。
(2)ひるがの高原あたりまで、4車線工事が完了して、運転がしやすくなった。それ以北も将来的には4車線化するのであろうが、現段階では一旦終了している。どこも工事はしていない。数年後に着手のようだ。
(3)運転中はラジオを主に聞いていたが、山間部が多いせいか、電波が悪くなることがあった。トンネル内の電波だが、新しいトンネルはラジオが聴けるが、古いトンネル内はラジオが聴けない。とにかく、普段はラジオを聴かないので、新鮮な感じで面白かった。
(4)リンゴは健康にいいとの話をラジオでしていた。リンゴを擦って食べる、「擦りリンゴ」の話を聞いていたら、それが「スリリング」と聞こえた。自分の聞き間違い。ラジオではよくそんなことがある。
(5)高速道路は土日は割引適用だ。でも、行きは42,000円ほどだが、帰りは2,800円の高速代金とETCを出る時に表示があった。行きと帰りでなぜ金額表示が異なったのか、同じルートを使ったのに。
(6)実家の二階にあった、タヌキの糞を片付けた。黒いビニール袋に入れて下に運んだ。
(7)実家の周りは草が生え始めていた。親戚の人にお願いして刈ってもらわないといけない。二階にあったカーペット(タヌキの糞で汚れている)を庭に運んで広げた。これで、少なくとも草は生えないかなと思っている。
(8)二階にある古いソファを処分したい。タヌキが糞で汚したのだ。ゴミ屋敷であった実家の衣服はかなり処分したが、それでも家具などを中心に、まだまだ残っている。何をどのようにしたらいいのか。段取りさえも立たない。ゴミ屋敷をきちんとすることが、自分の人生の最後のミッションと思う。きちんとして次の世代に渡したい。
(9)田舎の廃屋など捨てればいいと思うが、将来何が起こるか分からない。人口が減少している過疎地域が、有事があった時に隠れ場になるかもしれない。例えば、大災害が起こった時に緊急避難場所となる、ここにいれば野菜を栽培したり薪を拾ったりで、何とか生きていける気もする。実家を捨てるべきではない。少なくとも自分の代でそんな判断をするのは早計であろう。
叔父さんが病気なので、お見舞いに家を訪問する。意外と元気そうだ。叔父さんには随分とお世話になっている。病気でやつれたのではと心配したが、元気そうで言葉も力強かった。これまではタバコが欠かせない人であったが、今は流石にストップしている。
病気の状況などを聞きたかったが、こちらからどのような健康状態か聞くこともはばかれる。叔父さんは自分はまだ療養中だとしか言わなかった。
こんな田舎でも道路工事が所々ある。役所が雇用の確保のために、公共事業を続けているようだが、国全体が貧乏になってきているので、いつまで続けられるのか。そんなことを考えながら岐阜県に戻ったのだ。
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